東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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妊娠咳嗽(にんしんがいそう)とは②

2026.03.24

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「風寒と風熱の妊娠咳嗽」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
どちらも外邪の侵襲による表証ですが、寒熱が異なります。
 
 
 
まずは風寒の妊娠咳嗽についてです。
 
 
 
風寒の邪が肺を侵襲して、肺の宣発粛降が失調したために発生します。
 
 
 
この場合、痰が白色で薄い、悪寒強く発熱が軽度、無汗、頭痛、身体痛、舌苔薄白、脈浮滑等の表寒の症状を呈することが特徴です。
 
 
 
その他にも、四肢のだるさ、声が濁る、鼻汁、鼻閉、咽のかゆみもみられることがあります。
 
 
 
治法は、疏風散寒、宣肺止咳を用います。
 
 
 
次に風熱の妊娠咳嗽についてです。
 
 
 
風熱の邪が肺を侵襲して、肺津を消耗したことで発生します。
 
 
 
この場合、痰が黄色で粘稠、発熱、軽度の悪風、自汗、口乾、咽痛、舌苔薄黄、脈浮数といった表熱の症状を呈する特徴をもちます。
 
 
 
治法は、疏風清熱、宣肺止咳を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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