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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回のお話はコチラ。
「本草綱目」では、あらゆる食物の人体に対する良さを上、中、下の三つのランクに分けています。
蜜柑は「上品」の食物とされ、果肉には様々な効能があると記載され、また、その皮に、筋、葉、種にもそれぞれ効能があると記載もあります。
蜜柑の皮の白い部分を取り除き、日干ししたものを拮紅(キッコウ)といいます。
これも漢方薬として使用されており、主に寒い邪気を発散して体を温める、大量の痰を伴った咳を収める作用があります。
続いて、未熟な蜜柑の皮を、青皮(セイヒ)といいます。
こちらも漢方薬として使用されており、気の巡りを良くし余分な水分を取り除く作用があります。
さらに、蜜柑の種を桔核(キッカク)といいます。
漢方薬ではありませんが、気の巡りを良くし、痛みの原因となっている気の停滞を取り除く作用があります。
どんどんいきます。
皮と果肉の間にある白い筋膜を桔絡(キツラク)といい、胃腸の働きを良くし、余分な水分を取り除く作用があります。
最後に、蜜柑の木の葉を桔葉(キツヨウ)といい、主に気の巡りを良くする作用があります。
蜜柑はすごいですね。
こんなに色々と効能があるなんて驚きですね。
蜜柑を食べるとき、桔絡をわざわざ外して食べている人がいますが、効能を考えると一緒に食べたほうが良さそうですね。
どちらにせよ、食べ過ぎは良くないので、注意してください。
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こんばんは。齋藤です。
本格的に寒くなってきましたね。
前回の話はコチラです。
蜜柑を東洋医学的に見ていきたいと思います。
蜜柑の薬性でいうと寒熱性では微温で、作用は昇・潤で、五味は甘、酸で、帰経は肺・脾です。
微温性のため温める作用があり、胃腸の働きの弱い方や、温める力が低下している方に適しています。
また、昇の作用により、気を昇らせ、潤の作用により、体を潤します。
五味では甘、酸なので、甘味で滋養し、酸味により収斂させ、気や汗が漏れ出ない様にします。
温める作用があるため、体に余分な熱がある方は、その熱が助長される可能性があり、取りすぎには注意が必要です。
また、甘味を取りすぎると、体内に余分な水分を溜めてしまう傾向がありますので、こちらも注意が必要です。
けど、炬燵に蜜柑じゃないですけど、この時期食べ始めると止まりませんよね。
さらに、蜜柑は果肉だけではなく、皮にも効能があります。
蜜柑の皮を乾かしたものを、漢方で陳皮といいます。
陳皮とは、古い皮の意味で、蜜柑の皮を日干しして皮が赤茶色に変わったものです。
有名な漢方薬で五味は苦、辛で、寒熱性では温性で、効果のある臓腑は肺と脾です。
主な 働きは胃腸の働きを助け、気の巡りを良くし、余計な水分を除く作用があります。
続く
参考文献 東方栄養新書 メディカルユーコン
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