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病院での漢方薬の使われ方(抑肝散) その3

2014.01.18

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これまでのお話


病院での漢方薬の使われ方
 
病院での漢方薬の使われ方 その2
     参照


 

今回の病院見学で、僕を引率してくださったドクターは、お身内に漢方医がおられるそうで、そのお身内の診療のやり方は、まず正確に問診し、その上で注意深く脈や舌を観察してから、

 

一人一人に合わせて、一味一味、生薬の分量を加減して処方する、という、本来の漢方医学のやり方だったそうで、それを幼い頃から見ていて、

 

ドクター御本人も実際に治療を受けていたそうで、昨今巷の病院で行われている、いわゆる病名漢方、症状漢方には、大いに疑問を抱いているようです。

 



しかし、巨大な病院組織の中で、一勤務医が、その病院のやり方自体をどうこう変えることは出来ないし、病名だけを見て、東洋医学的な診察内容は何も考えずに漢方薬を処方している、

ほかの先生に対して口を出すわけにもいかず、黙って見ている、という状況なんだそうです。

 



このように、当然ながら、分かっているドクターは分かっている。

 


西洋医学と比較した場合の、東洋医学の特長である、徹底したオーダーメイド性、その治療技術レベルの高さ、学問としての高度さを。

 



しかし、それ以上に、その病院の方針、各ドクターの考え方、というものがあり、現場でそれを大きく変えることは、現場のドクターであっても難しい、という現実があるようです。

 


それを聞いていて、なんだ、そういうフラストレーションて、我々と同じじゃん、と思いましたね。(^^;

 



まあこのように、一般的な病院の現場における漢方薬、東洋医学の取り入れられ方は、処方している側、されている側の根本的な認識を改めないといけない、

という問題があるのですが、こういう制度そのもの自体を変えることは不可能に近いでしょう。

 


・・・といって悲観してても始まらないので、何か方策を考えなくてはなりません。。。

 


雀の涙のような影響力であっても、現場で頑張って治し、その事実を発信し続けなくては。

 



あと、まあこれはそもそも論だけど、一番いいのは、言い方が悪いようだけど、消費者(患者さん)自体がもっと賢くなることでしょうね。

 


もっと自分の体に、自分の健康に高い意識を持つこと。

 


そうすると必然的に、東洋医学が本来どういうもので、西洋医学が本来どういうもので、ということに興味が出て、より質の高い東洋医学、西洋医学を受けようとする人が増えるでしょう。




医者に言われるがまま、されるがままではなくなる。

 


そうすると徐々に医療を提供する側も、そのニーズに応えざるを得なくなる、というワケです。

 


そうするにはどうするべきか。

 


・・・わからんネ。(爆)

 



理想論か。

 




もうチョイ続く

 

 

 



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