東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「気」の字解き 6

2014.08.20

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これまでのお話

「気」の字解き 
「気」の字解き 2 
「気」の字解き 3 
「気」の字解き 4  
「気」の字解き 5  参照

 

 


さて今日は、藤堂明保先生『新漢和大字典』からいきます。

 



この先生は標準的でいい。

 



でも正直、あんま面白くない。苦笑

 



でもそういうのを抑えておくことも大事。

 



ここには、「气(きがまえ)」の解説として、

 

◆「气」は水蒸気が上っていく様。

 


とあります。

 



そして、「気」、「氣」のところには、

 


1.いき

2.気体。特に蒸気のことは「汽」という。

3.人間の心身の活力

4.漢方医学で、生命を保つエネルギー

5.天候や四時の変化を起こすもととなるもの

6.人間の感情や衝動のもと

7.カッとする気持ち

8.形はないが、何となく感じられる勢いや動き

9.偉人の居るところに立ち上る雲気

10.中国哲学で、万物を成り立たせている根源的物質

11.宋学で、生きて、存在している現象をいう。(因みに、存在するわけを理という。)

 


だそうです。

 


ここでは、7.8.11.あたりが個人的には面白いというか興味深いところです。

 


また、この字は会意形声文字として、

 

・「气」は、息が屈曲しながら出てくるさま。

・「气」の中の「米」は、米をふかしている時に出てくる蒸気


と、解説しています。

 


こちらの論が一般的で標準的だと思いますが、個人的には
「気」の字解き 2に書いた通り、別の解釈の方が好きですね。

 

(因みに、藤堂先生の別の本『漢字語源辞典』にも、加藤常賢先生の『漢字の起原』にも、同じことが書いてあります。)

 



続く

 




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