東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「気」の字解き 5

2014.08.08

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これまでのお話

「気」の字解き 
「気」の字解き 2 
「気」の字解き 3 
「気」の字解き 4      参照


 


では続き行きます!

 

では今日も白川先生で、『字通』いきます。


『字通』によると・・・、

 


1.客に贈る食糧、食事の贈り物

2.空気、いき

3.活動の源泉となるもの、元気、力、勢い

4.人の心持ち、気立て、生まれつき

5.漂うもの、におい、嗅ぐ

6.もののある状態、おもむき、有様

7.季節を動かすもの、とき

8.『説文解字』に、同系統の文字として、「餼(氣と同じ意味)」、「愾・鎎(息を吐くという意味、鎎には腹を立てるという意味もあり)」がある。

 


だそうです。

 



ま、白川先生にしては普通です。(笑)

 



ただここでまた、「愾」、「鎎」という文字が新たに出てきましたね。

 



「氣」に、りっしんべんとかねへん。。。

 



「りっしんべん」”心”ですよね。

 



「かねへん」とくれば、五行では「金」、五臓では”肺”と、連想(妄想)します。

 



肺の臓を五行で分類すると「金」に属するからです。


「五行」って何ですか?(その8) 参照

 


・・・で、5.の呼吸、におい。。。

 



これらも当然、肺と関係します。

 



また、東洋医学のいう肺の臓は、「魄(はく)」を蔵する、と言われます。

 



「魄」は、人間のあらゆる感覚や、本能を主るものであり、腎の臓が蔵する「精」と関わりが深い、と東洋医学では言われます。

 



・・・で、「魄」「精」は精神活動にも大いに関与するのですが、それを統合する中枢は、心の臓が蔵する「神」である、とも。


「肺」って何ですか?(その12)

「腎」って何ですか?(その11)
「心」って何ですか?(その7)
魄 を含む記事            参照

 


「気」というものと、感覚、本能、精神の関わり。。。

 



東洋医学は気の医学とか、心身一如とか言われますが、その意味の源泉の一つは、「気」が物質的な意味を超えて、機能そのものを意味したり、

 

あるいはその両方を同時に意味する、この辺にあるのだと思いますね。

 




続く

 




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