東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「三陰三陽」という考え方 2

2015.11.14

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昨日、
「三陰三陽」という考え方 1という記事を書きました。


 

早速、続きいきます。

 


まずは前回の復習から。

 


我々にとって欠かせない「経絡」なるものは、脾胃のある中焦から始まって全身を一周し、再び中焦から全身を巡ります。

 


このように、全身をくまなく巡って、全身に気をスムーズに行き渡らせる機構が「経絡」です。

 



そして、その「経絡」は、通過する場所によって関連の深い臓腑があり、臓腑別に、全部で12の名前があります。

 


それを「十二経絡」と言いました。

 


そして、その「十二経絡」も、陰陽に分けられています。

 


その分け方を「三陰三陽」と言い、他の東洋思想、東洋哲学にはない、医学分野独特の分け方(※)なのです。


(深い意味がありそうですねえ。)


※因みに、三陰三陽学説が東洋医学独特の考え方である、という論は、私の鍼灸学生時代の恩師でもある、松本弘巳先生『鍼灸臨床のための素問・霊枢医学』の記載を参考にさせていただいています。

 



・・・とまあ、ここまでが前回の復習。

 


で、その分け方はどうかというと、

「3つの陽の経絡と、3つの陰の経絡があり、合わせて6つの経絡が、それぞれ手と足にある、だから手に6、足に6、6✕2で12経絡」

というセッティングになっています。

 


手足も陰陽ですから、12の経絡をまずは大きく手足に6つずつ分け、さらに手の中にも陰陽、足の中にも陰陽、と分け、さらにさらに陰を3つ、陽を3つに分けた訳です

 



ですので、手に三陰三陽の六経絡、足に三陰三陽の六経絡、合わせて十二経絡、というわけです。

 


ここでいう陽の経絡というのは、五臓六腑の「六腑」の方と関わる経絡です。

 


陰の経絡というのは五臓六腑の「五臓」の方と関わる経絡です。

 


因みに五臓だと数が合わないですが、肝心脾肺腎に、心の臓のガードマンである心包の臓を入れたら六臓ですね。

 

 

心の臓と心包の臓は働きの上でニコイチ、という話は以前しました。

 

心・小腸

心包・三焦   参照

 


このように、手に6つの経絡、足に6つの経絡、そしてそれらは三陰三陽、半分に分けられ、人体に左右対称に存在する。

 


総じて、陽の経絡は体の後外側、陰の経絡は前内側に配置されています。

 



このように考えられているのが、われわれ鍼灸師がこの上なく重視する、「経絡」の主な系統です。

 



では、もう少し詳しく考えていきます。

 




続く

 




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