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こんばんは 浅田です
皆さんは飲酒した時に、皮膚が赤くなりますか?
酒を飲むと皮膚が赤くなる人、日本人は結構多いですね。
私もゆでダコの様に真っ赤になります。
飲酒しなくても、アルコール消毒をしただけで、皮膚が真っ赤になって、ヒリヒリするくらいです…。
酒の性味は、辛く、甘く、大熱有毒で、陽性です。
酒、アルコールによって皮膚が赤くなるのは、「アルコール性紅斑」と言われ、東洋医学では「酒毒」と呼ばれます。
「酒毒」はエタノール類を含有する飲料(酒類)を摂取した後に、全身にびまん性紅斑、または、麻疹様皮膚病変を生じる一種の皮膚病とされています。
軽症な場合は、
顔面部や頚項部から全身に、びまん性紅斑、あるいは、紅色の丘疹が生じ、掻痒感も伴います。
重症な場合は、
上記の皮膚病変以外に、悪心、嘔吐、身熱、頭痛、眩暈、発熱などの、全身症状がみられます。
酒による熱の処理が上手くできない人や、初めて飲酒する人、頻繁に多量の飲酒をする人に多くみられます。
辛熱の性質である酒によって、熱を持った血や、熱そのものが皮膚表面に浮き出て、紅斑、または、丘疹が生じるのです。
熱が皮膚表面に浮きやすいという点では、熱が発散されやすい位置にあり、多量に飲酒しても次の日残り難い(内に籠る人に比べて)、と考える事ができます。
表面に熱が浮かず、内側に籠りっぱなしの方が、二日酔いになりやすかったり、数日間身体の諸々の調子が悪かったりします。
如何に酒という大熱を、汗法、吐法、下法で身体の外へ排泄するかが肝(きも)になります。
参考文献
『中医皮膚科学』 東洋学術出版社
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