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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
牛肉、豚肉ときましたので、今回は鶏肉について書いていこうと思います。
まずは歴史から。
鶏は約4000年前、東南アジアで家畜化されたといわれ、鶏の原種は赤色野鶏をはじめとした種々の野鶏といわれています。
インダス文明を経て、約3500年前には海洋貿易を通じてエジプトに鶏が伝わったといわれ、約2000年前にはメソポタミアと小アジアに伝播、約1300年前にペルシア帝国を経てヨーロッパへ伝わったとされています。
一方中国へも約2700年前に養鶏が伝えられ、肉用の他、食用・薬用として卵が利用され、また闘鶏、吉凶占い、時報代わりとしても用いられていたそうです。
そして、日本へ大陸から鶏が伝えられたのは紀元前3世紀のことです。
その後平安時代から江戸初期にかけて、中国や東南アジアから次々と新種の鶏が入り改良が重ねられ、日本独特の鶏、日本鶏がつくられたようです。
深いですね。。。。。日本に来るまでにこれだけの歴史があるんですね。
やっぱり、朝の早い時間に一斉に泣き出すのを、昔の人は時報として利用していたんですね。笑
しかし、現在の様に生産性は高くなく、食用というよりも、時報、占い、愛玩、闘鶏用など様々な形で、人間の生活に浸透していたそうです。
そもそも、食用として出始めたのが明治時代頃からで、この頃より焼き鳥の文化が始まったそうです。
しかし、その当時、鶏肉はかなり高価な食材だったらしく、簡単に食べられるものではなかったようです。
そんな鶏肉が庶民に行き渡り始めたのが、第二次世界大戦後からです。
米軍の駐留により、ブロイラーが一気に浸透し、家庭に一気に広まっていったそうです。
続く。
参考文献
東方栄養新書 メディカルユーコン
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