東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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Practice based Evidence:実践(臨床)に基づく医療⑥

2026.02.16

 

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こんばんは 謝敷です。
 
 
 
 
 
 
2月も早いもので中旬ですね。早い…ですね笑
2月はバレンタイン押しの町でしたが、
そんな中、猫の月だ(2月22日にゃんにゃんにゃん)!という商戦も見つけました。
 
 
 
 
 
今日は何だろうかと…調べたら、
語呂合わせで「似(2)合う色(16)の日」とか、
日本で初めて天気図が作られたことにちなんで「天気図記念日」、
NHKのためしてガッテンで、寒天が報道されてブームになったから「寒天の日」だとか…
特に最後の寒天の日で、なんでもありなんだな、と思いました笑
こういうなんだか江戸からありそうな日本人の長閑な感じ、嫌いでないです笑
 
 
 
さて、Practice based Evidenceについての論文を読んでいます。
この意義を検討するため、RCTの課題や限界を整理しているところです。
 
 
 
 
今日は、RCTの最後の課題、そしてやっとPBEの導入を見ていきます。。
 
 
 
 
 
 
最後の課題として提示されていたのは「コスト」です。
実際、RCTを行うためには、
被験者のスクリーニングや、モニタリング、データ収集等、
厳密な研究計画に沿った運営が必要があり、多くの費用が必要となります。
 
 
 
 
 
米国が行った統合失調症に対する抗精神薬の有効性と副作用を検討した研究
(Clinical Antipsychotic Trials of Intervention Effectiveness)では、
1,493人の患者さんを追跡し、6,400万ドルの費用がかかったことが紹介されています。
 
 
 
 
このようなコストに加え、RCTはこれまで見てきたように、
治療そのものの純粋な効果を検討することと、
一般臨床に近い多様な集団における反応を検討する
という、2つのバランスの難しさを抱えていました。
 
 
 
 
 
 
 
そこで、代替案として、すでに収集されている患者特性と
その治療内容が入力された観察データを用いる方法が紹介されています。
しかし、これらのデータは、対象者が無作為化されていないため、
効果の違いが治療によるものなのか、
患者さんの背景による他の因子によるものなのかを
区別することが難しいという課題が残ります。
 
 
 
 
 
こうした問題を解消するため、
既存データを用いて、治療効果の偏りのない推定値を算出し、
情報収集できていない交絡因子(その他の影響する要素)の影響を抑える方法も開発されてきました。
しかし、これらの方法には、高度な統計学的知識を要すること、
また検証困難な仮説に依存してしまうことから、
臨床家にとっては、理解しにくいものとなっているようです。
 
 
 
 
 
 
そこで、治療方法の有効性の検討に際して、
なるべく不確実性を減らすため、
実際に診療している臨床家が重要と考える
包括的な患者情報、治療除法、転記データを収集して検討する方法が提案されました。
その一つがpracticebased evidence for clinical practice improvement (PBE-CPI)です!
 
 
 
 
 
 
 
やっと出てきましたPBE-CPI!
「医療」であるからには、科学的な説明は不可欠です。
でも「医療」は「医学」という単純科学ではなく、
多様な心理的・社会的背景や生活習慣を背景に持つ複雑な生き物である「人間」を対象としています。
 
 
 
 
 
 
この難しそうで、だからこそ楽しそうな課題に、
PBE-CPIはどのような提案をしているのでしょうか。
来週も続きを読んで参ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(参考文献)
Horn SD, Gassaway J. Practice-based evidence study design for comparative effectiveness research. Med Care. 2007 Oct;45(10 Supl 2):S50-7. doi: 10.1097/MLR.0b013e318070c07b. PMID: 17909384.
 
 
 
 
 

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