東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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妊娠眩暈(にんしんげんうん)とは③

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「脾虚挟痰の妊婦眩暈」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
脾胃虚弱体質の方が、妊娠後期に胞宮の増大によって気機の昇降が阻害されてしまうと、脾の運化が障害され、湿痰が生じます。
 
 
 
その痰と気が結びつくと、清陽が昇らず、濁気が降りていかなくなってしまうことで、妊娠眩暈を生じます。
 
 
 
この場合、目眩、頭のふらつき、頭重に加えて、胸苦しい、悪心、食欲不振、四肢の倦怠感、尿量少、舌質淡、舌苔白膩、脈滑で無力といった脾気虚と湿痰の症候がみられることが特徴です。
 
 
 
治法としては、健脾化痰、理気除湿を用います。
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 

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首・肩・背中が(こる・痛い)①

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

今週も『証候と弁病の弁証分類』に関して、書いていきます。

 

 

今週からは、『首・肩・背中が(こる・痛い)』です。

 

 

 

凝りは、気血津液が停滞することによって発症します。

 

 

 

痛みは、「通ぜざれば痛む」、あるいは「営せざれば痛む」のいずれかですが、いずれにしても気血津液の不通がその原因となります。

 

 

 

湿痰や瘀血が凝集することによって肌肉が堅くなって「凝り」「痛み」「重だるさ」などの不快感を感じるようになります。

 

 

 

肩が凝る、頚が凝る、背部が凝るのいづれであっても、以下の3点に注目し、問診を行う必要があります。

 

 

1) 「どの経絡上で、左右いずれの側に頻繁に起こるのか」

 

2) 「どういう時に起こりやすく、それは、主訴と連関しているのか」

 

3) 「 (この症状が主訴の場合も含め)緩解条件と増悪条件は何か」

 

 

 

『歴史の中の病と医学』によると、肩こりは 「痃癖(けんぺき)」という範疇に入ります。

 

 

そして「こり」と「こころ」は“こごる”という動詞で結ぼれる同じ語源の言葉と言われており、“こり”を実際手で掴んでみた時、

 

 

その人が生きてきた過去、ひとときの怠り、一晩の不養生、 一つ一つがわずかなものであっても過ぎ去ることなく刻々と体内に溜まり、 

 

 

形成してきたその累積を掴んでいることになる、といわれております。

 

 

 

次週に続きます。

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

 

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