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一貫堂医学について 10(患者の死と道伯先生の臨床)

2018.09.19

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これまでのお話・・・

 

 

墓マイラー 52 森道伯先生

森道伯という人物

一貫堂医学について 1(三大体質五大処方)

一貫堂医学について 2(瘀血証体質について)

一貫堂医学について 3(臓毒証体質について)     

一貫堂医学について 4(解毒証体質について)

一貫堂医学について 5(解毒証体質の続き) 

一貫堂医学について 6(温清飲について) 

一貫堂医学について 7(スペインかぜの治療)

一貫堂医学について 8(感染症と東洋医学)

一貫堂医学について 9(矢数格(道斎)先生の治療)      参照

 

 

 

ここまで、たまたま森道伯先生の墓参に行ったことをきっかけに、甚だ簡単ではありますが、日本の漢方の一流派である一貫堂医学について紹介してきました。

 

 

墓参に行くと、その名医が実践した医学、その名医の思想、行動、人生に興味が湧き、色々調べていくと、非常に感動することがあります。

 

 墓マイラー 目次          参照

 

 

今日、東洋医学が現代日本で行われているのは、先人たちの絶え間ないご努力の上にあるのだということを再認識しますね。

 

 

あらためて、

 

「ナメた鍼は打てねえなー。。。」

 

という気持ちになります。

 

 

 

 

最後に、いくつか森先生の臨床でのエピソードを紹介しましょう。

 

 

前述したように、森先生は医者であると同時に仏教の僧籍を持つ宗教家です。

 

 

もう亡くなることが分かっている患者さんの前では「生死一如」の理を優しく説き、悠々と死を迎えられるように導いたそうです。

 

 

浄土宗では”南無阿弥陀仏”ととなえるが、阿弥陀には

 

阿→生

弥→現在

陀→死

 

という意味があり、生から死、死から生へと、大自然の生々化育、霊魂不滅、生死流転の理を示すのだということを、患者さんに分かるように、

 

平易な言い方で説いて聞かせたと言います。

 

(・・・そういえば、藤本鉄風先生の墓石にも”南無阿弥陀仏”と刻んでありましたね。)

 

 

また、とある肺病の青年がもう助からない状況であり、本人が、どうしても肺病で死にたくない、と日々苦悩、懊悩していた時、森先生は

 

「これは絶対に肺病ではない、必ず治してあげるから。」

 

と伝えて、毎日のように往診に行ったそうですが、暫くして、その青年はついに亡くなってしまったそうです。

 

 

亡くなった日、森先生はいつもと変わらない様子で泰然と往診に来て、つかつかと青年の亡骸に近づき、いつも通り脈を診て、腹を診て、

 

「病はすっかり治ったよ、もうすっかり治った。」

 

と、何度も何度も、その青年の亡骸に、繰り返し語りかけていたそうです。

 

 

患者さんの家族や、ちょうどその場に来ていた西洋医は苦笑していたようですが、僕的にはこのエピソードにはシビレましたね。( ゚Д゚)

 

 

これは浄化だね。

 

 

魂に語り掛けてたんでしょう。

 

 

森先生は、この青年の霊魂をも、診ていたんだと思います。

 

 

西洋医に「肺病」と言われ、「もう助からない」と言われたこの青年の苦しみ、無念を浄化したんじゃないでしょうか。

 

 

すぐ横にご家族がいて、西洋医がいる状況下でこれをやるとは・・・、森先生の魂自体が、永遠に不滅だね。

 

 

僕も在宅医療を始めて15年以上、これまで多くの患者さんを見送ってきましたが、このエピソードはなかなか、考えさせられるものがあります。

 

 

東洋医学の名医はホントに凄い。

 

 

 

・・・このシリーズ、これにておわり。

 

 

◆参考文献

 

『漢方一貫堂医学』矢数格

『漢方一貫堂の世界』松本克彦

『森道伯先生 生誕百年祭 記念文集』仁性会

『漢方医術復興の理論 改稿版』竹山晋一郎 

 

 

 

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