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一貫堂医学について 1

2018.09.08

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先日、森道伯先生を紹介しました。

 

墓マイラー 52 森道伯先生

森道伯という人物         参照

 

 

森道伯先生が晩年唱えたと言われる、「一貫堂医学」

 

 

現代にまで、影響を与えております。

 

 

これは簡単に言うと、

 

「体質を3つに分類し、5つの処方を上手に使い分ける」

 

という医学なんだそうです。

 

 

3つの体質というのは、

 

① 瘀血証体質(瘀血をため込んでいるタイプ)

 

② 臓毒証体質(風毒、食毒、梅毒、水毒の四毒をため込んでいるタイプ)

 

③ 解毒証体質(肝臓の解毒能が低下しているタイプ)

 

の3つであり、この「体質」そのものを改善することが、病の根本的な治療に重要なのだ、という考えで、5処方というのは

 

①には通導散、

 

②には防風通聖散、

 

③には幼少期には柴胡清肝散、青年期には荊芥連翹湯、青年期以降には竜胆瀉肝湯、

 

を、それぞれ加減して用いる、というやり方が根幹だそうです。

 

(どれも現代も用いられる、有名な処方です。)

 

 

・・・まあ、こう簡単に言ってしまうと、いかにもマニュアル漢方みたいですが、森先生はおそらくこの簡単な理論ベースを、加減方で縦横無尽に使い分けていたんでしょうね。

 

 

以前も紹介しましたが、江戸期、和田東郭が『蕉窓雑話』の中で弟子たちに

 

「方を用ゆること簡なる者は、其の術日に精し。方を用ゆること繁なる者は、其の術日に粗し。世医ややもすれば、 すなわち簡を以て粗と為し、繁を以て精と為す、 哀しいかな。」

 

と教え、嘆いています。

 

和田東郭という人物

和田東郭の言葉

墓マイラー5

「四逆散」というお薬 6    参照

 

 

まあ、あれやこれや煩雑にやる先生をクサしている訳です。

 

 

和田東郭も森道伯も、著述を好まなかったという点は似ていますし、少数の処置(処方)でバチッと効かせるという考え方は北辰会の一本鍼にも通じますね。

 

 

なんだかシンパシーを感じる先生達です。

 

 

せっかくなんで、一貫堂に関して、もう少し掘り下げましょう。

 

 

続く

 

 

 

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