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一貫堂医学について 5(解毒証体質の続き)

2018.09.13

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これまでのお話・・・

 

一貫堂医学について 1(三大体質五大処方)

一貫堂医学について 2(瘀血証体質について)

一貫堂医学について 3(臓毒証体質について)     

一貫堂医学について 4(解毒証体質について)   参照

 

 

前回、三大体質の最後である「解毒証体質」について簡単に説明しました。

 

 

前回書き忘れましたが、一貫堂では、この解毒証体質というのは、遺伝的要素も多分にあると考えているようです。

 

(だから幼児期に治療に着手することを重視してる訳ね)

 

 

まあよく言われる、「胎毒」ってやつですね。

 

 

・・・で、実際に解毒証体質であることの診断は、基本としては望診において浅黒い(くすんだ)皮膚の色であり、体格はやせ型か筋肉質、腹診において腹筋の緊張強く、

 

過敏であり、特に肝経上の緊張と、肝臓部(右季肋部)の腫大があることだ重要だそうです。

 

 

さらに、小児期の「柴胡清肝散」がフィットするパターンであれば、脈診では緊脈が中心で、頚が細く、胸が狭い、腹診ではくすぐったがる、などの所見が顕著であり、

 

青年期の「荊芥連翹湯」がフィットするパターンであれば、望診での皮膚の色はよりどす黒く、腹診では肝経上に加えて陽明経上~心窩部にも緊張がきつく、

 

「竜胆瀉肝湯」のパターンでは脈診上、緊脈の他に”中湿の脈”と言われる、”ボカリボカリ”とした脈を打つ、と言われており(まあこれは普通に「滑脈」のことじゃないかな、という気がしますが)、

 

腹証では肝経上の緊張以外に臍周~下腹部の緊張を認めるそうです。

 

 

・・・で、これを鍼灸で考えるとどうか、という話ですが、そもそも「解毒証体質」では大枠として「肝の臓の解毒の力」に着眼し、これを高める訳ですから、

 

治療方針は「肝の臓を上手に調整すること」に他なりません。

 

 

ただ、東洋医学のいう「肝の臓」に、生理作用としての「解毒」は特に謳われていません。

 

 

しかも東洋医学の概念には「結核毒」なんていう考え方もありません。

 

 

東洋医学では、感染性の強い病原菌に関しては「疫癘(えきれい)の邪気」という考え方をします。

 

 

このように、このブログ上で、かつて再三再四に渡って述べまくったように、東洋医学の言う「肝の臓」と、西洋医学の言う「肝臓(liver)」はまったく違うもの、

 

と考えた方がいいので、ここを混同しないように、厳に注意したいですが、東洋医学的な「肝の臓」には「疏泄、蔵血」という重要な生理作用があり、

 

これが失調すれば、要するに西洋医学の言う「免疫力が低下した」状態になりますので、結核その他の感染症には罹患しやすくなるでしょうし、

 

逆に「肝の臓」の機能を上手に賦活化することが出来れば、結果的に体内の毒素(病理産物)を排出しやすくなりますので、まあ、肝の臓には、

 

「疫癘の邪気」を無害化するような、一定の「解毒能」があると言っても、過言ではないと思います。

 

 

ただ、何度も言うけどこの辺の、概念の混同には、ホント注意した方がいいです。

 

(意味をキチンと分かった上で運用するならいいけども)

 

 

かつて『あはきワールド』にも書きましたが、「肝の臓の機能調整」は臨床上、北辰会が最も重要視するところです。

 

 

北辰会方式では、肝の臓を調整するには数多くのパターンを持っていますが、まあそれについては、

 

『北辰会方式理論編』

『北辰会方式実践編』

『経穴解説 増補改訂新装版』

 

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一貫堂の言う「解毒証体質」へのアプローチでは、北辰会が持つ肝病治療の多くのパターンのうちから、温清飲的なアプローチ、つまり、肝血の不足に配慮しながら、

 

肝気実、肝の実熱を捌くように配穴処置をする、ということですね。

 

(まあ北辰会の先生でなくても、プロの鍼灸師であれば色々な配穴が思いつくでしょう)

 

 

・・・ところで、現代では結核の患者を東洋医学で診る機会はほとんどなく、温清飲にしても、そのもとになっている黄連解毒湯にしても、現代では

 

慢性で難治性の「アトピー性皮膚炎」の患者さんで使用している患者さんが少なくありません。

 

 

これが上手くフィットせずに、あるいは、最初は良かったけど、ある段階から全然効かない、または悪化する、という患者さんが清明院にチラホラ見えますので、

 

これに関して少し解説しておこうと思います。

 

 

 

続く

 

 

 

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