東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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陰陽学説⑦

 

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皆さんこんばんは、山﨑です♪
 
 
 
 
 
前回の続きです。
 
 
 
 
 
関連ブログはこちら→院長 関連ブログ
前回のブログはこちら→陰陽学説⑥

 

 

 

また八卦の順序は胎児の成長順序を示しています。

 

 

 

 

八卦が3本の爻で成り立っているのは、天と地 (陰と陽)に人(中庸・中正)を付けくわえた三才思想を取り入れ、天、人、地は三儀とも言い、より人に対する実相を認織しようとしたからです。

 

 

 

 

つまり、太極(⚊)より陰陽両儀(⚊ ⚋)が生じ、陰陽二極から四象 (太陽⚌少陽⚎少陰⚍太陰⚏)が生じます。

ここまでは形而上であり、四象は八卦( 乾、攻)とあらわれ、形而下の世界が生じます。これが太極陰陽と八卦の関係になります。

 

 

 

 

「古者包犠氏之王天下也 仰則観象於天 傭則観法於地観鳥獣之文与地之宜近取諸身 遠取諸物 於是始作八卦」

『周易』繋辞下伝

 

 

 

 

「伏義氏の天下に王たるや、仰いでは天に象を見、備しては法を地に見、鳥獣の文と地の宜を観、…ここに於いて始めて八卦を作る」とあり、伏犠の作で、日 ・月・星辰の天象、山川の地形をみて天地自然万象を八卦の形相として表したとあります。

 

 

 

 

つまり、八卦に象徴されている形象は、天地万物の状態やその変化の成りゆきを理解することができます。

 
 
 

 

 

 

→次回に続く

 

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

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こんばんは 謝敷です。
 
 
 
 
 
今年の7月は、
子どもの頃の夏を思わせる穏やかな(?)暑さのスタートになりましたね。
少し控えめに蝉の声も聞こえるようになり、いよいよ夏本番!
私はやはり、夏が好きです!
 
 
 
 
 
 
やっと最終回となりました。
12回にわたり、臨床試験(研究)として鍼灸を用いる際の
治療のマニュアル化についての論文を読んできました。
 
 
 
 
前提として「鍼灸とは何か」という根本的な整理に始まり、
どのような情報を記載すれば、臨床からかけ離れにくく、
東洋医学の良さを残した有益なエビデンスとなり得るのかの
試行錯誤が重ねられていたように思います。
 
 
 
 
 
この論文では、
鍼灸についてのエビデンスを示すには、方法論的な課題が山積しているものの、
治療の枠組みやプロトコルを詳細に明示し、
適切に標準化された評価手段を組み込むことで、
これまで十分に検証されてこなかった鍼灸をはじめとする代替医療の評価を助けることができる、と述べています。
 
 
 
 
 
また、中医学に限らず、様々な代替医療のマニュアル化においては、
それぞれが依拠している概念的な枠組みを正確に反映したプロトコル設計を行うことが重要であり、
それが、異なる医療体系間での対話の促進にもつながるとしています。
 
 
 
 
 
 
つまり、この論文では、
臨床現場で実際に患者に用いられている鍼灸治療をできるだけ忠実に反映しつつ、
科学的に厳密な研究を進めやすくすることを目的としていましたが、
そのことは結果として、
情報に基づいた学際的コミュニケーションを促進し、
治療転帰や研究結果をより批判的に評価しやすくすることにもつながると述べているのです。
 
 
 
 
 
 
さらに著者は、鍼灸をはじめとする代替医療の研究はまだ発展途上の分野であり、
一般的な臨床研究とは少し異なる難しさがあると述べています
そのため、既存の研究方法をそのまま当てはめるだけでなく、
代替医療の特徴に応じた工夫や新しい発想が必要であり、
代替医療の有効性に関する科学的エビデンスは、
これから臨床試験を重ねる中で少しずつ積み上がっていくものだと述べています。
 
 
 
 
 
 
そのためには、臨床の現場で得られた知見を反映した、
よく整理された治療プロトコルが必要であり、
同時に、その治療の背景にある学問体系をしっかり理解していることも欠かせないとしています。
その意味で、治療プロトコルをマニュアル化することは、
代替医療に関する研究を前に進めるための重要な一歩である、と結んでいます。
 
 
 
 
 
 
 
鍼灸をはじめとするエビデンスを作ることは、本当に多くの課題があると常々感じています。
現象を明文化することは、ときに事実を少し歪めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、明文化しなければ、他者と共有ができないのも事実…
エビデンスは、現象を示すための手段であって、それ自体が目的ではないことから、
私たちは不断の努力で、臨床に近い、そして臨床に有用な情報を記す方法(マニュアル)を
臨床という現場から常に考え、作り出していく必要があるのだろうと感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(参考文献)
Schnyer RN, Allen JJ. Bridging the gap in complementary and alternative medicine research: manualization as a means of promoting standardization and flexibility of treatment in clinical trials of acupuncture. J Altern Complement Med. 2002 Oct;8(5):623-34. doi: 10.1089/107555302320825147. PMID: 12470444.
 
 
 
 

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