東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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妊娠眩暈(にんしんげんうん)とは④

2026.09.08

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで、「気血両虚の妊娠眩暈」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
『景岳全書・眩運篇』に「虚なくば眩を作さず」とあるように、虚証による眩暈に分類されます。
 
 
 
脾胃虚弱による気血化源の不足、あるいは妊娠悪阻による胃気の損傷などにより、気血がともに不足して、清竅を上奉できないために妊娠眩暈が発生します。
 
 
 
この場合、眩暈、目がかすむ、元気がない、不眠、動悸、食欲不振といった気血両虚の症候がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、益気養血、補益心脾を用います。
 
 
 
妊娠眩暈の弁証分類については、以上です。
 
 
 
妊娠眩暈は、陰虚陽亢が多いとされていますが、進行すると頭痛、顔面や四肢の浮腫、視力減退、尿量減少、重篤になると悪心、嘔吐などの肝風内動の症候が発生します。
 
 
 
治療が適切でなかった場合、子癇を引き起こします。
 
 
 
その為、妊娠眩暈に対しては、早期に治療をし、併発症を予防することが大切になってきます。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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