東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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補瀉 9

2016.02.16

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これまでのお話・・・

 

補瀉 1

補瀉 2

補瀉 3

補瀉 4

補瀉 5

補瀉 6

補瀉 7

補瀉 8 参照

 

 

 

では続きいきます!!

 

 

 

このシリーズは、患者さんからすると意味不明な内容かもしれませんが、我々東洋医学では、このようなことを考えながら、一本一本鍼をしているのです。

 

 

西洋医学的な考え方に基づいて、やれ局所の血行を良くしようとか、筋肉の緊張を緩めようとか、そういう目的でやっていないのです。

 

 

それをおぼろげにでも、知っていただくという意味で、不利益でないと思います。

 

(まあ、ほとんどの人はついて来れないでしょうが、まあいいです。書きたいから書いてます。気分です。)

 

 

ここまで、『黄帝内経』における”補法”について語ってきました。

 

 

今日からは”補法”と対をなす”瀉法”についてまとめていきます。

 

 

◆『黄帝内経霊枢』終始萹(9)における瀉法

 

 

ここには、十二経の病証と治療法が書かれているのですが、その中に、

 

「陽受気于四末、陰受気于五蔵。故写者迎之、補者随之。」

 

とあります。

 

 

 

訳しますと、

 

「陽は外にあり、気を四肢に受け、陰は内にあり、気を五臓に受ける。ゆえに瀉法をする時は、これを迎え、補法をする時はこれに随う

 

となります。

 

 

また、

 

「脈実者、深刺之、以泄其気。」

 

とか、

 

「補須、一方実、深取之、稀按其痏、以極出其邪気。」

 

と書いてありまして、

 

 

 

これも訳しますと、

 

「実のものは深く刺せ!」

 

ということを言っております。

 

 

これまでにも出てきた、

 

「迎随の補瀉」と、「深浅の補瀉」

 

ですね。

 

 

 瀉法する時は邪気を迎え撃ち、邪気がある所へ深く鍼をもっていく。

 

 

 実に緊張感のある治療術です。

 

 

 

続く

 

 

 

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