東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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天人相応⑧

 

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皆さんこんばんは、山﨑です♪
 
 
 
 
関連ブログはこちら→院長 関連ブログ
前回のブログはこちら→天人相応⑦
 
 
 
 
前回の続きです。
 
 
 
 

天地と人体部位の相関

 

『准南子』天文訓:「天道を圜といい、地道を方という。」

『准南子』精神訓:「故に頭の圜なるや、天に象り、足の方なるや、地に象る。」

 

 

 

 

黄帝問於伯高目、願聞人之肢節、以応天地奈何。

伯高答日、天円地方、人頭円足方以応之。天有日月、人有両目。地有九州、人有九簸。天有風雨、人有喜怒。天有雷電、人有音声。天有四時、人有四肢。天有玉音、人有五蔵。天有六律、人有六府。天有冬夏、人有寒熱。天有十日、人有手十指。辰有十二、人有足十指茎垂以応之、女子不足二節、以抱人形。天有陰陽、人有夫妻。歳有三百六十五日、人有三百六十五節。地有高山、人有肩膝。地有深谷、人有肢鵬。地有十二経水、人有十二経脈。

 

 

 

 

地有泉脈、人有衛気。地有草糞、人有毒毛。天有昼夜、人有臥起。天有列星、人有牙歯。

地有小山、人有小節。地有山石、人有高骨。

・・・ (中略)・・・歳有十二月、人有十二節。地有四時不生草、人有無子。 此人与天地相応者也。

『霊枢』邪客

 

 

 

 

このように、太陽と月が人間では両目に、天空の雷鳴は発声に、一年365日は人間の360の節に、 12の河川は12経脈に相関させるなど、天地に存在する事象は人体においても別の形で存在しているということを強く意識していることがわかります。

 

 

 

 

次回に続きます→
 
 
 
 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

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問診に関して67(⑩その他の問診事項:耳、目、鼻、口腔など①)

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

今週からは「⑩その他の問診事項:耳、目、鼻、口腔など」に関して、書いていきたいと思います。

 

 

 

耳、目、鼻、歯に関しては、それぞれ多くの臓腑経絡が関わる器官であり、これらの問診情報は、病位、臓腑経絡の異常を察知するのに役立ちます。

 

 

 

今週からは、耳に関して、ご説明いたします。

 

 

 

『素問』脈要精微論に、“腎主耳”とあり、耳は腎の外簸であり、腎がしっかりしていれば、耳はよく聞こえます。

 

 

 

耳の外は手太陽が主り、耳の奥は腎、手少陽三焦が主ります。

 

 

 

(風邪で耳が痛くなるのは、手太陽に熱がこもり、それが深くなって、腎に影響することが多いと考えます。)

 

 

 

A. 耳に関係する経絡
 
 
 
 
1)手陽明絡脈:“入耳合于宗脈” 
 
 
2)足陽明経脈:“循頬車.上耳前” 
 
 
3)足陽明経筋:“其支者.⋯結耳前” 
 
 
4)手太陽経筋:“結于耳後完骨.其支者.入耳中.直者.出耳上” 
 
 
5)足太陽経脈:“其支者.從巔至耳上角” 
 
 
6)手厥陰経別:“出耳前” 
 
 
7)  手少陽経脈:“繫耳後.直上出耳上角”
 
 
8)手少陽経筋:“循耳前” 
 
 
9)足少陽経脈:“從耳後入耳中.出走耳前” 
 
 
10)足少陽経筋:“出太陽之前.循耳後” 
 
 
 
 
B. 耳に関係する臓腑 
 
 
 
 
1)腎:腎は耳を主る、耳は腎の寝、腎の官。耳は腎の候、腎は宗脈の集まる所。 
 
 
 
2)心:心は耳に開竅する。(『張氏医通』巻人・駿門下・耳※より) ※「腎為耳竅之主、心為耳之客」とある。
 
 
 
3)肝:耳の機能を全うする血を蔵し、足少陽胆経と関わる。 
 
 
 
4)脾:後天の本、水穀の精徴を輸布し、水湿を運する。脾の昇清によって、精気は上り気は下る。耳は清竅であるため、精気を得れば潤養される。

 

 

 

次週に続きます。

 

 

 

お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

 

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