東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

鍼治療の臨床試験における標準化と柔軟性を両立させるマニュアル⑬

2026.07.13

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************

      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
*********************************************************************************************

 

 

 
 
こんばんは 謝敷です。
 
 
 
 
 
今年の7月は、
子どもの頃の夏を思わせる穏やかな(?)暑さのスタートになりましたね。
少し控えめに蝉の声も聞こえるようになり、いよいよ夏本番!
私はやはり、夏が好きです!
 
 
 
 
 
 
やっと最終回となりました。
12回にわたり、臨床試験(研究)として鍼灸を用いる際の
治療のマニュアル化についての論文を読んできました。
 
 
 
 
前提として「鍼灸とは何か」という根本的な整理に始まり、
どのような情報を記載すれば、臨床からかけ離れにくく、
東洋医学の良さを残した有益なエビデンスとなり得るのかの
試行錯誤が重ねられていたように思います。
 
 
 
 
 
この論文では、
鍼灸についてのエビデンスを示すには、方法論的な課題が山積しているものの、
治療の枠組みやプロトコルを詳細に明示し、
適切に標準化された評価手段を組み込むことで、
これまで十分に検証されてこなかった鍼灸をはじめとする代替医療の評価を助けることができる、と述べています。
 
 
 
 
 
また、中医学に限らず、様々な代替医療のマニュアル化においては、
それぞれが依拠している概念的な枠組みを正確に反映したプロトコル設計を行うことが重要であり、
それが、異なる医療体系間での対話の促進にもつながるとしています。
 
 
 
 
 
 
つまり、この論文では、
臨床現場で実際に患者に用いられている鍼灸治療をできるだけ忠実に反映しつつ、
科学的に厳密な研究を進めやすくすることを目的としていましたが、
そのことは結果として、
情報に基づいた学際的コミュニケーションを促進し、
治療転帰や研究結果をより批判的に評価しやすくすることにもつながると述べているのです。
 
 
 
 
 
 
さらに著者は、鍼灸をはじめとする代替医療の研究はまだ発展途上の分野であり、
一般的な臨床研究とは少し異なる難しさがあると述べています
そのため、既存の研究方法をそのまま当てはめるだけでなく、
代替医療の特徴に応じた工夫や新しい発想が必要であり、
代替医療の有効性に関する科学的エビデンスは、
これから臨床試験を重ねる中で少しずつ積み上がっていくものだと述べています。
 
 
 
 
 
 
そのためには、臨床の現場で得られた知見を反映した、
よく整理された治療プロトコルが必要であり、
同時に、その治療の背景にある学問体系をしっかり理解していることも欠かせないとしています。
その意味で、治療プロトコルをマニュアル化することは、
代替医療に関する研究を前に進めるための重要な一歩である、と結んでいます。
 
 
 
 
 
 
 
鍼灸をはじめとするエビデンスを作ることは、本当に多くの課題があると常々感じています。
現象を明文化することは、ときに事実を少し歪めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、明文化しなければ、他者と共有ができないのも事実…
エビデンスは、現象を示すための手段であって、それ自体が目的ではないことから、
私たちは不断の努力で、臨床に近い、そして臨床に有用な情報を記す方法(マニュアル)を
臨床という現場から常に考え、作り出していく必要があるのだろうと感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(参考文献)
Schnyer RN, Allen JJ. Bridging the gap in complementary and alternative medicine research: manualization as a means of promoting standardization and flexibility of treatment in clinical trials of acupuncture. J Altern Complement Med. 2002 Oct;8(5):623-34. doi: 10.1089/107555302320825147. PMID: 12470444.
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

関連記事: 謝敷

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ