東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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滑胎(かったい)とは①

2026.10.13

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「滑胎(かったい)」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
滑胎とは、3回以上連続する流産(堕胎)、あるいは早産(小産)をいい、「数堕胎」ともいわれ、習慣性流早産に相当します。
 
 
 
『金匱要略』には、「虚寒相搏ち、これ名づけて革となす。婦人は半産漏下し、男子はすはわち亡血失精す」と記載があります。
 
 
 
「半産」とは満期になる前に、胎気が充足せずに早産してしまうことで、「早産(小産)」に相当します。
 
 
 
『医宗金鑑・婦人心法要訣』には、「妊娠三、五、七か月、ゆえなくして胎自ずと堕し、下次に孕を受けるに至り、また復してかくのごとし。数々堕胎すれば、すなわちこれ滑胎という」と記載がある通りです。
 
 
 
重篤であれば、妊娠と流産を繰り返し、正常な出産が難しくなる。
 
 
 
滑胎の後に妊娠すると、腰がだるい、下腹部の下墜感、性器出血などの胎動不安の症状がみられるが、鑑別ポイントとしては、反復する流産の既往の有無であり、反復する流産の既往があれば滑胎といえます。
 
 
 
弁証分類は主に5つあり、次の通りです。
 
 
 
1.腎気不固の滑胎
 
2.脾胃気虚の滑胎
 
3.陰虚火旺の滑胎
 
4.気虚寒凝の滑胎
 
5.外傷の滑胎
 
 
 
以上です。
 
 
 
次回より、各弁証分類の詳細について、お話していきたいと思います。
 
 
 
お楽しみに!
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 
 

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