東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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気の話⑧

 

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皆さんこんばんは、山﨑です♪
 
 
 
先週は家族全員体調不良でしたが、みんな復活してきましたね。
かくいう私も、市販の漢方で誤った選び方をしてしまい全身蕁麻疹が出ておりました。正しい治療をして正しい薬を選ぶということはとても大切なことだと、身をもって学んだ時間でした笑
 
 
 
 
今回は、月が人体に及ぼす影響についてです。
 
 
 
 
関連ブログはこちら→院長 関連ブログ
前回のブログはこちら→気の話⑦
 
 
 
 
 

 

アーノルド・リーパー著『月の魔力』にも、月が人体に及ぼす影響は非常に大きいと記されていますが、『霊枢』でもそれがすでに指摘されています。

 

 

 

「人与天地相三也。与日月相応也。故月満則海水西盛、人血気積、肌肉充、皮膚徹、毛髪堅、膜理部、煙垢著。当是之時、雖遇賊風、其入浅不深。至其月郭空、則海水東盛、人気血虚、英衛気去、形独居、肌肉減、皮膚縦、膜理開、毛髪残、膲理薄、煙垢落。当是之時、遇賊風則其入深、其病人也卒暴。」

 

 

 

満月の時には、人の気血が旺盛となって肌肉が充実し、皮膚の膜理も轍密となり、毛髪もしっかりとするので、このときに風邪などの外邪が侵襲しようとしても深くまでは侵襲されない。

 

 

 

しかし、新月のときには、人の気血が弱り、衛気がそぞろになって肌肉が弱り皮膚が緩んで、膜理が聞き、風邪などの外邪の侵襲を受けやすくなり深くまで入り込むため、病を急激に発症させるのだ、ということが書かれています。

 

 

 

→次回に続く

 
 
 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

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口角流延(こうかくりゅうえん)とは②

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「風中経絡と風痰の口角流涎」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
いずれも風邪によって生じ、顔面神経麻痺をともなうことが特徴です。
 
 
 
まずは風中経絡の口角流涎についてです。
 
 
 
経絡の空虚に乗じて、外風が手足の陽明経脈に侵入することで経脈が通じなくなってしまい、顔面神経麻痺が起こり、口角が閉じられなくなって口角から津液が流れ出してしまうといった病態がみられます。
 
 
 
一般的に症状は軽く、顔面神経麻痺の症状がみられるのみのようであることが特徴です。
 
 
 
主な症状としては、閉眼不能、悪風寒、流涙、舌苔白、脈浮弦を呈します。
 
 
 
治法は、疏風通絡を用います。
 
 
 
次に風痰の口角流涎についてです。
 
 
 
中風(脳血管障害)や癲疾(てんかん)でよく見られるものであり、メカニズムとしては内風に痰濁上擾をともなうことで発生します。
 
 
 
この場合は、比較的重篤であり、涎や唾が多く出る特徴をもちます。
 
 
 
その他にも、舌の偏位、発語障害、肢体の痺れや麻痺、認知機能の低下、理由もなく喜笑する、突然昏倒する、意識障害、喘鳴、舌苔厚膩、脈弦滑といった痰濁壅盛による症候がみられます。
 
 
 
治法については、下記の通り、虚実、寒熱によって異なります。
 
 
 
虚寒を呈する場合は、益気化痰、熄風通絡を用います。
 
 
 
熱痰を呈する場合は、清熱化痰、理気通絡を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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