お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2013.11.16
清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは、森岡です(^_^)
先日、生徒さんと話していてこんな事を言われました。
生 「先生、問診って実は難しいんですね~。」
そうなんです。
「問診」って難しいんです。
”正確な”、”有用な”、問診というモノをしようと思ったら、
これには非常に高度な知識・テクニックが必要とされます。
なんせ、東洋医学における診察法、「四診(望・聞・問・切)」の一角を担っているのですから。
かくいう私も、数年かけて何とか最低ラインの情報を引き出せるように徐々になってはきましたが、
未だに、
「あ~、もっとこういう風に聞いた方が患者さんから色々引き出せたなぁ」
とか、
「うわ~重要な情報、聞き逃してんじゃん!!」
なんてことがあります。
・・・反省 (-_-;)
患者さんが続けて治療に来てくれれば、追加問診をすればよいのですが、
続けてくるという確証はないことから、初回の問診でいかに有用な情報を引出し、
それをもとに分析・診断できるかが鍵となってきます。
もちろん、聞き出せた情報が正確であればあるほど分析が緻密になり、
病因病理が明確になり、治療がシャープに行える確率が高くなるということは言うまでもありません。
そして、問診は”ただ聞く”のとは訳が違います。
例えば、「排尿」について問診したとします。
基本事項として、排尿状況(量、回数、色など)をまず伺うと思います。
すると、患者さんから、
「最近、尿の出が悪いんです」
と返ってきたとします。
「なるほど、尿の出が悪いのか」
・・・で、終わっちゃ、これは問診とは言えません(苦笑)
「出が悪い」と言っても、それが、
回数なのか、一回量なのか、勢いがないのか、キレがないのか、スッキリ感がないのか、泡立ちはどうなのか、色の変化はあるのか、臭いの変化は、
また、それが、
いつからなのか、主訴と関連しているのか、どういった状況で出にくくなるのか、決まった時間にそうなるのか、
などなど、ここまで具体的に聞かなければ「有用な情報を得た問診」とは言えません。
それこそ、上記の会話で終わってしまえば、”おしゃべり”という範疇で、到底、「問診」とは言えません。
だから、問診するにしても、多くの学術的知識、聞き方の引き出し、タイミング、声の強弱、多角的な視点など様々なことが必要となります。
問診表に書かれたことを、特に目的意識なく、なんとなーく、ペラペラ~って聞いてくことを、
四診の一角である「問」であるとすることには、大きな違いがあるんですね。
問診も職人芸です。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦2025.07.25
試験返却2025.07.24
第3回《肺》境界をまもり、境界をひらく2025.07.23
問診に関して㊴(二便の問診⑤)2025.07.22
畏悪風寒(いおふうかん)とは④2025.07.21
2025年夏 参議院選挙2025.07.20
維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告③2025.07.19
気象発病学説⑥2025.07.18
ほどよい疲労感2025.07.17
第2回《肝》停滞する部屋、動けない自分2025.07.16
問診に関して㊳(二便の問診④)2025.07.15
畏悪寒風(いおふうかん)とは③2025.07.14
血の病⑮2025.07.13
維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告②2025.07.12
梅雨明け2025.07.11
茅の輪2025.07.10
第1回《脾》 整わない部屋、調えられない心2025.07.09
問診に関して㊲(二便の問診③)2025.07.08
畏悪風寒(いおふうかん)とは②2025.07.07
令和7年7月7日2025.07.06
症例報告:線維筋痛症に対する伝統鍼灸①2025.07.05
梅雨明け間近2025.07.04
言葉の奥深さ2025.07.03
整えることは、調えること2025.07.02
問診に関して㊱(二便の問診②)2025.07.01
畏悪風寒(いおふうかん)とは①2025.06.30
日本の夏はこれ2025.06.29
CONSORT声明2025⑨2025.06.28
気象発病学説⑤2025.06.27
ワクワク感2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③2025.06.16
血の病⑭