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こんばんは、森岡です(^_^)


先週から始まりましたＷ杯。

なかなかに日本代表は苦しい戦いを強いられております。


グループリーグ突破、なんとしてもしてもらいたいものです(>_<)



そんな中、日本の初戦、日本ＶＳコートジボワール戦で、


サッカーでは非常に珍しい光景を目の当たりにしました。



この試合、日本の先制ゴールで幕を開けます。


通常、サッカーで相手チームにゴールを許した時、ベンチにいる選手などがカメラで映し出されることがありますが、暗い顔をしたり、悔しがっていたりするのが当たり前です。


しかし、今回先制されたコートジボワールのベンチにいた選手が映し出された時、驚きの光景がありました。



なんと、ほとんどの選手が優しいまなざしで「拍手」をしているではありませんか！？



これはうなだれている仲間たちを鼓舞するものではなく、明らかに日本に対して送られているものでした。



小学校からサッカーをしてきて、今までで、ゴールされた相手に拍手を送るなんて光景、


一度も見たことがありません！！



ある意味その異質な光景に、そして、選手たちの優しいまなざしに、


違和感を覚えた視聴者は多かったのではないでしょうか。


ゴールを入れられたのに拍手なんてしてるのを見られたら、


過激なサポーターに袋叩きにされかねません(-_-;)



しかし、そこには感謝のシセイと、謙虚なキモチがあったのでした。



なぜなら、コートジボワールはアフリカ諸国にありますが、経済的に非常に貧しい発展途上国です。


（1人当たりの年間国民所得は日本円に換算すると平均12万円です。）



また近年、内戦なども起こっており、治安もとても悪いです。


コートジボワールで英雄扱いされているドログバ選手が、


前回大会の試合後の勝利者インタビューでカメラに向かいひざまずき、


内戦を止めるよう呼びかけ、それがきっかけで内戦が止んだことは記憶に新しいです。


（それもずっと続いた内戦が１週間以内に！！　ドログバかっけー！！）



そんなコートジボワールに日本は多くの経済的援助をしているのです。


その額、累計７００億円以上とされております。



こういった実情をコートジボワールの選手たちは良く知っているのです。



そういった事に非常に感謝してくれているのです。



サッカーも大事だけど、日本の援助によって自分たちがこうしてサッカーができたり、


大事な家族を守ってくれていることをよく理解してくれているのです。


ですから、たとえサッカーでは「敵」でも、感謝の意を表し、謙虚な気持ちをもって、


試合に臨んでくれていたのです。



日本にとっては、とてもありがたい話です。


Ｗ杯にみた非常に特異な光景でしたが、その中に忘れてはいけないものを見た気がします。



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