勉強会に参加してきました！！

2014.06.22

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こんばんは、森岡です(^_^)

本日は、（一社）北辰会関東支部６月定例会へ参加してきました(^O^)／

本年度より、定例会の構成が変わりまして、午前中実技、午後座学という構成です。

午前中の実技は「背候診の基礎実技　取穴と督脈・一行」、

午後は佐藤達也先生による「臓腑経絡学　脾・心」、

関東支部長の尾崎真哉先生による「経穴解説　肺・大腸・胃・脾・心」

という内容でした。

（背候診（はいこうしん）については院長ブログ参照です！）

どれも臨床を行う際に外せない内容ですね。

今回の実技は竹下院長が講師を務めるグループに入って行いました。

（他の方とは違った妙な緊張感・・・（苦笑））

今回、患者役をやらせて頂く場面がありましたが、院長のタッチ、他の先生方のタッチ、私のタッチ。

それぞれ比較検討し、よく観察してみました。

切診の仕方は十人十色ですが、やはり触られていて「気持ちのイイ」触り方というものがあるのです。

密着感、リズム、強弱、手の温度や湿度など様々な要素がそれらには絡みますが、

特に「密着感」と「温度」に関しては「気持ちイイ」と感じる触り方に共通していたように思います。

（リズムや強弱に関しては色々個性がありますね）

「臓腑経絡学　脾・心」は非常に基礎をしっかり押さえられた内容となっており、

何事にも「基礎が大事」という佐藤先生の考えがひしひしと伝わってくる講義でした。

また、臓腑と経絡が繋がっているからこそ体表に体内の様々な異常が反映される点から、

心・脾に起こりやすい疾患を流注の観点から分かりやすく解説して頂いたのも、

つい見逃しがちな視点であり、参考になりました。

「経穴解説」は肺～心という広い範囲でしたので、尾崎先生が重要なところをピックアップし講義してくださいましたが、

普段あまり使わない経穴も解説して下さいましたので、明日からの臨床で着眼点が増えますね。

やはり、臨床をやっているといつの間にか「クセ」がついていることが多くあり、

それは触り方もそうですし、思考方法も然りです。

ある意味、臨床の一連の動作を自分なりのルーチンに落とし込むということは、

時間に限りのある中で治療をするには大事なことですが、

診察の際の視点や思考、手法の幅が狭くなるということも起こりえます。

それを一度フラットに戻す作業は重要で、勉強会に参加することでそういった事が可能になります。

思考、触り方にクセがついたがために、あったのに、見えていなかったものが見えるようになる。

思考の枷を外す作業。

・・・1人でも多く治したい。

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