東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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ヘルパンギーナと鍼灸

2014.08.03

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こんばんは、森岡です(^_^)


最近、美味しいかき氷屋さんが巷では流行っているそうです。 

それくらい暑くなっています。


私のバイクには外気温計がついておりますが、昨日はなんと49℃を記録しております(~_~;)


That’s 温暖化。



そして、最近ヘルパンギーナという病気が流行の兆しをみせております。


(院長ブログでも触れられておりました。→コチラ) 



そいでもって、早速診ましたよ~ヘルパンギーナ。



このヘルパンギーナという病気はどういうモノなんでしょうか。


少し書いてみますと、


いわゆる「夏風邪」と言われるものに含まれてきますが、


主にコクサッキーウィルス(主にA群)やエコーウィルスという病原体によって引き起こされる病気です。


発症年齢は5歳以下が90%以上で、1歳代が最も多く、次いで2,3,4歳代の順で罹患しやすくなります。


症状の特徴としては、2~4日の潜伏期を経て、突然の高熱で発症します。


続いて咽頭の発赤・疼痛が起こり、


さらに口腔粘膜(主に軟口蓋)に小水疱(まわりは紅暈といって部分的に皮膚が充血した状態となる)が出現し、


これが潰れると強い疼痛が出現します。



そのため、摂食拒否哺乳・摂水障害、これらによる脱水症状を引き起こします。


その他にも、ぐずりや不機嫌なども起こりやすくなり酷いと、


保護者の方はこれで参っちゃう方もいらっしゃいます。



また、高熱が続くと熱性けいれん髄膜炎心筋炎などを合併する場合もあり、重症化することもあります。



西洋医学では根治療法は無く、対症療法により治療を行うしかありません。


簡単に言えば、症状を抑えて自然と良くなるのを待つということです。


ちょっと、頼りない感じがしますよね~。



さて、東洋医学ではどこに着目するのでしょうか?


まずは、これらウィルスになぜ感染しやすい状況に身体がなっていたのか?


というところに着目します。



コクサッキーウィルスやエコーウィルスは本来、その辺にうじゃうじゃいます。


ですが、非常に弱いウィルスですから、健常で抵抗力のある小児ではこれらに侵されることなく生活できます。


しかし、なんらかの不調が身体に起こっていたために抵抗力が弱っていると、


微弱なウィルスでも容易に人体を侵襲し病気を発病させてしまいます。



この「なんらかの不調」を東洋医学では分析していくのです。


例えば、それらを五臓六腑であったり気・血・津液・精であったり邪気といった東洋医学独自の概念で捉えていきます。



私が診た方もちょうど二歳の男の子でした。


診た時には39℃近い発熱と口腔症状。


話を聞くと、発症する前に、偏食による飲食不節に加え、大便があまり良く出ていないという「不調」がありました。


まずは高熱が続くと髄膜炎や心筋炎といった怖い合併症を引き起こすので、熱を下げることに。


なかなか治療がうまく行き、その場で発汗したのち、37℃台まで下がりました。



翌朝、平熱に戻ったとの連絡を受けましたが、口腔症状が少し残るのと、大便が出ていないとの事。



二診目で、これらを改善すべく治療。


その晩に排便し、口腔症状も良くなったとの事。



非常によく鍼灸治療が奏功した症例でした。


そして、養生としては食事の改善です。



こうして、「事前にあった不調」を根本的に鍼灸治療で取り除いておくことで、


今後、再罹患する確率を下げ、病気を未然に防ぐこともできます。


(対症療法だけですと熱や口腔症状は落ち着いても、排便の不調や飲食不節は改善していないケースが多々ある=もともとあった不調は残るため抵抗力が上がってこない)



鍼灸はここまで考え、治療することができるんですね。


皆さまも、ヘルパンギーナにはぜひ鍼灸を!!


(もちろん、この世にあるすべての病気にも・・・)



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