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こんばんは、森岡です(^_^)


最近、往診事業部は新患さんラッシュです！！ 

ありがたや・・・<m(_ _)m>



往診事業部では鍼灸治療のみならず、患者さんのニーズにお応えしてマッサージ治療をすることもあります。



しかし、そういったマッサージのみの治療の場合でも初診の方には可能な限り、


鍼灸治療と同様、問診にキチンと時間をかけ（約１～１時間半）、


必要情報を引出し、体表観察をし、それらを四診合参し、


東洋医学的分析、すなわち「弁証論治」を行った後にマッサージにとりかかります。 


（弁証論治については院長ブログ参照）



マッサージをするのに、そんなに問診を長くとる必要があるのか？


弁証論治なんてものをする必要があるのか？



いわゆる、ちまたの”マッサージやさん”といわれているところなんて、


初回で行っても数分（ひどいとないところもある）の問診の後、


早々に「じゃ、ベッドに横になってください」とすぐに施術に入るところがほとんどです。



しかし、私たちはそんなことはしません。



なぜなら、あくまで、「慰安」ではなく「医療」という意識を持ってやっているからです。


「医療」であれば「医学」に基づく、理論でしっかり分析した後、治療をするのは当たり前のことです。


そして、弁証論治することで、臓腑や経絡の不和、身体の上下左右前後どのバランスの崩れが中心か、表裏寒熱虚実いずれの問題が核となっているのかが浮き彫りとなり、


それは、そのままマッサージにおいて治療のポイントが浮かび上がってくることとなります。



力、リズム、刺激量、手技、部位など、その方の身体の状態によって細かく変化をさせていかなければ、


”何の考えもなくただ揉んでいるだけ”では良くなっていきません。



たとえ、主訴が「肩こり」だとしても、首や肩や背中周りをやり過ぎず、下半身を中心に施術する方が反って症状がよくなることだってあります。


逆に、そういった症状のある局所を中心にしっかりやらないとダメなこともあります。


膝の内側が痛くても、下肢の外側を中心に治療した方がよくなるケースだってあります。



目的意識をもって施術するには、しっかりとした「分析の裏付け」がなくてはなりません。


それをもとに治療した結果、鍼灸にも負けずとも劣らない効果を上げることだってしばしあります。



そんなの時間のムダ、それをやるくらいならその分揉んだ方がよい！！


という方もいらっしゃるかと思いますが、すべては患者さんの為。



しっかりとした弁証論治に基づいた「責任ある医療」を行うのが清明院往診事業部です。


マッサージといえども、適当に、無責任に、軽はずみに、できませんよね。 



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