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こんばんは。齋藤です。
関東地方は、天候が良い日が続き、気温が高めの日が続いております。
一方で夜間や明け方になると、一気に気温が低下しますので、風邪を引かないように十分注意してください。
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
神は形(形体)をもって物質の基礎とし、形に依存して存在します。
その為、人の形体を離れて独立して存在することはできず、その機能も、人の形体が健康状態のもとにおいて、初めて発揮します。
『内経』では、「心は神を蔵す」、「心は精神の舍る所なり」と認識されおり、心と神の関係性の強さを説明しています。
心は生命活動を主宰する重要な機能を具えているので、「心は君主の官なり」「心は生の本なり」といわれています。
もし何らかの原因で、心が損傷を受けると、神にも影響が出てしまい、甚だしいと神は消滅し、滅びてしまいます。
『霊枢・邪客篇』には、「心が傷られると神は去り、神が去ると死ぬ」と記載されており、いかに神と心の重要かという事が、示されていると思います。
他の臓との関係性はどうなのかというと、『素問・六節蔵象論』には、「五神蔵」と記載されています。
これは、五蔵はすべて神の宅と考えられており、五蔵が損傷を受けることで、全て神に影響が出て、神に病変が現れると考えられています。
精が基礎物質となっている以上、気や血の生成が一定程度担保されていないと、心や神を濡養することができなくなってしまいます。
血気と神の密接な関係により、それぞれの臓はこの血気の濡養を得て、それぞれの神として発揮することができると考えられています。
神=心なので、精神的なストレスしか影響を受けないと決めつけるのではなくて、影響を受ける原因が色々とあるという事を前提に、考えていく必要があると思います。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版)
『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利 (築地書館)
『素問 ハンドブック』 著:池田政一
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩 (たにぐち書店)
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こんばんは!樫部です。
本日は前回の続きで、腹満の弁証分類、残りの3つについて、お話していきたいと思います。
前回までのお話はこちら!
4.食滞
暴飲暴食により、脾胃の運化を傷害したために腹満を生じます。
この場合は、腹部膨満感に加え、腹痛を伴います。
その他症状としては、臭いのあるゲップ、呑酸、口臭、厭食、泄瀉(腐卵臭に近い臭いがすることが多い)を伴います。
5.胃腸実熱(陽明熱結)
多くの場合、外感熱病の悪化過程でみられます。
邪熱が裏に侵襲し、腸胃に壅滞し、陽明腑実証となり腹満を発症します。
この場合、腹満が緩解しない、腹部が固くなって痛む特徴があります。
その他にも、便秘、手足から汗が出る、潮熱、譫語がみられます。
6.肝鬱気滞
七情の抑鬱によって肝気が鬱結し、気が滞り、それが腹部に起こることで腹満を生じます。
精神的緊張などストレスの程度に比例して、腹満が増減する特徴がある為、
問診時には、飲食関連の情報だけでなく、実際に七情不和を引き起こすような要因が無かったか確認しておくことが重要となってきます。
その他の症状としては、緊張しやすい、胸脇脹痛、イライラ、失気が多いといった肝気の鬱滞を想起させる症状が目立ち、
放屁により、腹満が一時的に緩解する特徴があります。
腹満のお話は以上です。
次回は、「腹痛」についてお話していきたいと思います。
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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