東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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神昏(しんこん)とは⑥

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「熱盛動風と陰虚風動の神昏」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
どちらも内風に分類されますが、実熱型と本虚標実型の違いがあります。
 
 
 
まずは実熱型に分類される、熱盛動風の神昏についてです。
 
 
 
熱邪が肝経を傷害することにより発症します。
 
 
 
この場合、高熱、痙攣、頚項強直、後弓反張、身熱と四肢の冷え、眼の上方注視、顔面紅潮、目赤、便秘、乏尿で色が濃いなどの強い熱症状を呈することが特徴です。
 
 
 
舌質は紅、脈は弦数を呈します。
 
 
 
治法は、清熱熄風、醒神開竅を用います。
 
 
 
次に本虚標実型に分類される、陰虚風動の神昏についてです。
 
 
 
肝腎陰虚により虚陽が妄動し、巓頂(てんちょう、頭頂部のこと)を衝くことにより発症します。
 
 
 
特徴は、頭のふらつき、目花、肢体の痺れ、四肢の振戦といった肝腎陰虚の症状に加えて、突然の意識障害、言語障害、半身不随、顔面神経麻痺、舌質紅、舌苔少、脈細数を呈することです。
 
 
 
治法は、育陰潜陽、平肝熄風を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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八綱弁証の基礎

 

 

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こんばんは、三鬼です。

 

 

 

今回は弁証論治の基礎となる八綱弁証について書きます。

 

 

 

八綱弁証とは、表裏・寒熱・虚実・陰陽の八つの綱領により病証を分析する方法です。

 

 

 

これは全ての弁証の基礎であり、複雑な症状を整理して治療方針を決定するための枠組みとなります

 

 

 

表裏は病位の深浅を示します。

 

 

 

表証は病邪が体表や経絡にある状態で、発熱・悪寒・頭痛・脈浮などが特徴です。

 

 

 

裏証は病邪が臓腑に深く入った状態で、腹痛・嘔吐・下痢などの内臓症状が現れます。

 

 

 

寒熱は病性を示します。

 

 

 

寒証は陽気不足または陰寒偏盛の病態で、悪寒・手足の冷え・淡白舌などを呈します。

 

 

 

熱証は陽気偏盛または陰液不足の病態で、発熱・口渇・紅舌・数脈などを呈します。

 

 

 

虚実は正邪の盛衰を示します。

 

 

 

虚証は正気の不足が主体で、倦怠感・息切れ・脈無力などが特徴です。

 

 

 

実証は邪気が盛んで、脹痛・便秘・脈有力などが見られます。

 

 

 

陰陽は八綱の総綱です。

 

 

 

表・熱・実は陽証に属し、裏・寒・虚は陰証に属します。

 

 

 

八綱は単独ではなく、組み合わされて複雑な病証を構成します。

 

 

 

例えば表寒実証、裏熱虚証などです。

 

 

 

【参考文献】

東洋療法学校協会 編;教科書検討小委員会 著.新版 東洋医学概論.医道の日本社;2023

 

 

 

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