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こんばんは。齋藤です。
そろそろクリスマスですね。
街はイルミネーションで彩られ、年末だなぁとしみじみ感じる、今日この頃です。
それでは、前回の続きです。
前回の話はコチラ。
「黄帝曰、諸原安合以致六輸。岐伯曰、原独不応五時、以経合之、以応其数、故六六三十六輸。」
陰経の場合は、五臓と五時で応じています。
しかし、陽経の場合は六腑の為、原穴が加わります。
その為、六腑の治療の際は、本経の原穴を使用すべきと書かれています。
「黄帝曰、何謂蔵主冬、時主夏、音主長夏、味主秋、色主春。願聞其故。岐伯曰、病在蔵者、取之井。病変于色者、取之榮。病時間時甚者、取之輸。病変于音者、取之経。経満而血者、取之於合、故命日味主合。是謂五変也。」
現代語訳は以下の通りです。
蔵は冬を主り、時は夏を主り、音は長夏を主り、味は秋を主り、色は春を主るとは、何を言うのか。
病が蔵にある場合は、邪気が深く侵入しているので、治療に際しては井穴を刺すべきです。
疾病の変化が顔の色に現れている場合は、治療に際しては榮穴に刺すべきです。
病状が軽くなったり、重くなったりするものは、治療に際しては輸穴に刺すべきです。
疾病の影響が声の変化に現れるものは、経穴を刺すべきです。
経脈が満ちて瘀血があるもの、病が陽明胃経にあるもの、及び飲食の不摂生による疾病は、治療に際してみな合穴に刺すべきです。
それゆえ、味は合を主るというのです。
以上が、五変の表す異なる特徴と、五輸と相応する鍼治療法であります。
五行の五輸をしっかりと意識して説明されていますね。
歴代の医家である馬蒔先生は「五変以て五輸を主る」に関して、以下の様に説明しています。
五臓は冬を主るので、およそ病が蔵にあれば、必ず五臓の井穴を取るのである。
例えば、肝なら大敦に取り、心なら少衝に取る。
色は春に生ずるので、およそ病が色に在れば、必ず五臓の榮穴に取るのである。
例えば、肝なら行間に取り、心なら少府に取る。
という様な感じで、説明しております。
霊枢「順気一日分為四時篇」では、五変の意味と、五変が病を決定する事、鍼治療の五輸との相関関係を説明していて、その運用に合わせて配穴を決定していることを説明しています。
井穴=心下満だけではなく、こういった色々な考え方を頭に入れて、色々な方面から考えていくことが大事だと思います。
『現代語訳 黄帝内経霊枢 上巻』 南京中医学院編 石田秀実監訳 (東洋学術出版)
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こんばんは。齋藤です。
年末まであと少しになりました。
年賀状をそろそろ作り始めなければいけないのですが、全くやる気が起きません。
助けてください。笑
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回に続いて、霊枢「順気一日分為四時編」に記載されている、五輸穴に関して書いていきます。
「黄帝曰、以主五輸奈何。岐伯曰、臓主冬、冬刺井。色主春、春刺榮。時主夏、夏刺輸。音主長夏、長夏刺経。味主秋、秋刺合。是謂五変以主五輸。」
以下、現代語訳です。
「五臓は冬を主り、冬季には井穴を刺します。五色は春を主り、春季には榮穴を刺します。五時は夏を主り、夏季には輸穴を刺します。五音は長夏を主り、長夏には経穴を刺します。五味は秋を主り、秋季には合穴を刺します。これが五変がそれぞれ五輸穴を主るということです。」
ここでは、五変が五輸穴を主る事について解説しています。
五臓は冬を主る?あれ?と思うのですが、ここでは五季を蔵・色・時・音・味に分けて、関連付けています。
「是謂五変以主五輸」のこの五変は、前回記載した色・時・日・音・味の五変とは完全に整合しておらず、季節で分別して、五輸を刺す方法を説明しており、五変の発病の特徴は考慮されていません。
続く。
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