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こんばんは。齋藤です。
突然ですが、皆さんは「新盆」の読み仮名はご存じでしょうか?
地域によって色々と差がある様で、「にいぼん」、「あらぼん」、「しんぼん」と読むそうで、「にゅうぼん」と読むところもあるそうです。
関東では、「にいぼん」が主流のようですね。
ちなみに、関西は新盆を初盆と書く事が多く、「はつぼん」と読むそうです。
それでは、前回の続きです。
厳密にいうと、三つ目のお盆があるのはご存知でしょうか?
かつて日本で使われていた太陰太陽暦は、月の満ち欠けに従って1年を354日としていました。
太陽暦と比べると11日短く、3年過ぎると1ヵ月近く暦がズレてしまいます。
放置しておくと、季節と月にズレが生じてしまうため、太陽の動きに合わせ、1年が13カ月となる閏月を設けて、調整をしていました。
すると、太陰太陽暦に合わせたお盆は、必ずしも毎年同じではなく、流動的になってしまいます。
これが旧盆と呼ばれる、3つ目のお盆です。
こちらは、中国地方や、四国、九州地方など一部の地域に残っており、大体8月初旬~9月中頃と幅があります。
どの時期に行うにしろ、祖先の霊を迎い入れ、送り出すという意味に関しては同じです。
今年もしっかりとご先祖様を迎い入れ、お送りしましょう!
続く
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こんばんは。齋藤です。
あっという間に8月に入り、そろそろお盆が近づいてきましたね。
お盆は7月と8月に行われる地域があるのですが、何で分けられているのでしょうか?
今回は、そういった所について書いていこうと思います。
一般的にお盆と言えば8月ですが、少し早い7月中頃に行われることがあります。
現代のお盆は、主に2つに分類されており、8月に行われているのが月遅れ盆、7月に行われているのが新盆と呼ばれています。
月遅れ盆は、東京と一部地域を除くほぼ全国で行われており、こちらが主流と言えるでしょう。
新盆は、東京や横浜など旧市街地が7月中頃に行われているようです。
時期は違えど、先祖の迎い入れ、送り出すという内容に大きな変わりは無いようです。
では、なぜ2つのお盆が存在しているのか、それは明治時代の改暦が関係しているようです。
明治5年、それまで日本が使用していた旧暦を、国際基準である太陽暦に変更しました。
その年は12月3日を年末とし、明けて12月4日ではなく、明治6年元旦としたのです。
この影響で、日本の各行事は30日ずれてしまい、もともと旧暦の7月中頃で行われていたお盆が、改暦後は8月中頃に行われる様になりました。
一部地域に残っている7月中頃のお盆については、都市部から離れた農村において、7月中旬はまだ梅雨が明けておらず、農業の繁忙期の為、普及しなかったという説があります。
また、東京で新盆が行われている理由は、天皇の意向が強い政府が置かれている首都で、新暦に従い、今まで同様に7月中頃に行うという事だそうです。
旧暦における7月中頃に行われていたお盆が、新暦で固定する為に8月15日を月遅れ盆。
これに対し、新暦でも同様に7月中頃、旧暦から考えると1ヵ月早い新盆となります。
新旧の解釈がやや、難解ですが、このように分けられているそうです。
続く
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