お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは。松田です☆″
晴れても風が強く冷たいと結構寒いですね。
2月24日(土)、25日(日)に第32回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験が行われました。
コロナ禍以降、試験当日は教員は会場に来ないようにと規制がかかっています。
そのため、教員は会場には行かず、翌週登校日を設け、そこで採点会を行うことになっています。
予め学生にマークシートを渡しておき、試験終了後に塗ってもらい、それを登校日に持参させるということにしています。
そして、これは私の学校だけでなく、全国の学校で行われていると思いますが、国家試験終了後、教員が学校の解答というのを作成します。
その学校の解答をもとに採点を行います。
結果としては、現役の受験生は全員合格でした。
直前まで模試や練習問題をやっていても、ずっと低空飛行の学生もいたので、かなりホッとしましたね。
今回の問題は、いくつか予想していない変化球の問題があったり、その分野ではない問題が出ていたりと、戸惑うことはあったと思いますが、全体としては優しい問題が多かったかなという印象でした。
正式な合格発表は、3月26日(木)の14時となります。
一応仮の採点は済んでいますが、塗り間違え等がないとも限らないので、合格発表までは分かりません。
ただ、おそらく自己採点で結構余裕をもって合格出来ていたので、何もなければ大丈夫だと思います。
これで3年生の一番大きなイベントは終了しました。
あとは、仕事が始まるまで、羽を伸ばしたり、勉強したり、それぞれ楽しみつつ悔いのないように過ごしてもらえればと思います。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは 謝敷です^^
先週までは少し回数を重ねて、線維筋痛症に対する鍼治療についてのエビデンスを見て参りました。
こちらのブログでは、これまで頭痛についての鍼治療効果もご紹介しましたが、
線維筋痛症も含め、痛みが体のどこかにある、いつもある…という状態は、
命に影響がなくとも、QOLを大きく損ねると思います。
痛みの分野においては、「慢性疼痛」という概念もあり、
診療ガイドラインも作られています。
慢性疼痛とは、
「典型的には3か月以上持続する、または通常の治療期間を超えて持続する痛み」
と定義されており、
前回まで取り上げていた線維筋痛症も、慢性疼痛の一つとして捉えられています。
では、この診療ガイドラインでは、鍼灸治療はどのように説明されているのでしょうか。
早速見てみましょう。
総括としては・・・
推奨度は2(弱)=施行することを弱く推奨する(提案する) 合意度84.2%
エビデンス総体の総括=C(低い)効果の推定値に対する確信は限定的
のようです。
ポイントとして、以下の2点が記載されています。
▷有用であると考えられるが、効果とコストを踏まえ、患者の価値観を優先すること
▷鍼灸師が慢性疼痛に関する適切な知識を有していること
ガイドラインでは、
鍼灸治療と薬物治療のみ(または通常ケア)を比較した研究(RCT)の結果を抜粋して
下記のように紹介しています。
慢性頸部痛では 鍼灸治療で有意(偶然ではなく)に痛みが減少
慢性片頭痛では 鍼灸治療で有意(偶然ではなく)に痛みが減少
線維筋痛症では 効果の差は見られなかった
慢性前立腺炎骨盤痛症候群では 鍼灸治療で有意(偶然ではなく)に痛みが減少
有害事象も鍼灸では、対象する群と比べて少ないか、差がない結果となっており、
総じて利益と害であれば、利益の方が大きいと思われること、
しかし、コスト(費用)を考えると、通常治療の方が有用と考えられると紹介されています。
海外の論文を見ても、鍼灸治療の結果は、
効果ありとするものも、対照群と差がないとするものも混在していることが報告されていますが、
海外では下記の2つで、慢性疼痛に対する鍼灸治療を推奨していることが紹介されています。
・The National Institute for Health and Care Excellence (NICE)
・American College of Physicians (ACP)
痛みへの鍼灸については、国内外問わず、注目されているのですね!
「薬物との効果で特に差がない」
副作用の少ない鍼灸で、薬と同等に効果があるのであれば、
一定の意義はあるとも言えるのでは…?といつも思ってしまう私でした…笑
参考文献
・慢性疼痛診療ガイドライン
https://www.jhsnet.net/pdf/totsu_guideline_jp.pdf
・NICE: National Institute for Health and Care Excellence
Chronic pain (primary and secondary) in over 16s: assessment of all chronic pain and management of chronic primary pan
https://www.nice.org.uk/guidance/ng193
・American College of Physicians issues guideline for treating nonradicular low back pain
https://www.acponline.org/acp-newsroom/american-college-of-physicians-issues-guideline-for-treating-nonradicular-low-back-pain
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.09.14
プラセボとは(同一視の法則)①2025.09.12
合わせる2025.09.11
交差点の身体設計2025.09.10
問診に関して㊺(心神の問診③)2025.09.09
神昏(しんこん)とは⑤2025.09.08
血の病⑱2025.09.07
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告④2025.09.06
気象発病学説⑬2025.09.05
役割の一つ2025.09.04
小さな方剤、麻辣湯2025.09.03
問診に関して㊹(心神の問診②)2025.09.02
昏神(こんしん)とは④2025.09.01
9月突入2025.08.31
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告③2025.08.30
気象発病学説⑫2025.08.29
休息は大事2025.08.28
帯状疱疹を「ビルの管制室」からながめる2025.08.27
問診に関して㊸(心神の問診①)2025.08.26
神昏(しんこん)とは③2025.08.25
試合観戦2025.08.24
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②2025.08.23
気象発病学説⑪2025.08.22
後期授業開始2025.08.21
靴下の穴占い2025.08.20
診療再開!!2025.08.19
2025年 夏季休診日2025.08.18
夏季休暇20252025.08.17
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告①2025.08.16
気象発病学説⑩2025.08.15
久しぶり2025.08.14
五臓と空間2025.08.13
問診に関して㊷(二便の問診⑧)2025.08.12
神昏(しんこん)とは②2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦