東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痰飲病機㉒

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

前回は、脾に痰が停滞した時に関して、書きました。

 

 

 

今回は、腎に痰が停滞した時に関して、書いていこうと思います。

 

 

 

今回も簡単なおさらいから。

 

 

 

腎の働きは色々とあります。

 

 

 

「生殖・発育を主る」、「二陰を主る」、「水を主る」などあります。

 

 

 

「生殖・発育を主る」について。

 

 

 

腎が蔵している腎精は、「先天の精」「後天の精」より、生成されています。

 

 

 

「先天の精」は、両親より受け継いだ人体の陰液の根本で、先天的な体質の強弱を決定します。成長・発育・生殖の最も根本的な基礎であり、生命活動の動力源で、「生殖の精」とも呼ばれ、精子や卵子の生成に関わりが深いです。

 

 

 

また、腎は「水を主る」との通り、肺・脾・三焦と連携し、腎の気化作用により、小水を排出します。

 

 

 

痰が腎に停滞することにより、遺精、インポテンツ、無月経症、男性の生殖不能症、腰痛、などの症状が出ます。

 

 

 

腎は下焦に位置しますし、腰は「腎の腑」とも呼ばれているため、腰に関する症状が多く出てくるのが特徴的です。

 

 

 

これらの症状は、痰が腎に停滞することだけで発生するものではないので、何が関与しているのかしっかりと情報を把握することが重要になってくると思います。

 

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

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春眠暁を覚えず

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
 
年が明けてあっという間に1ヶ月ですね。
 
 
 
 
立春を迎えましたので、暦の上では、春です。
 
 
 
 
まだまだ寒い日も多いですが、晴れた日の日差しが、春っぽくなってきましたね。
 
 
 
 
そんな日は、「春眠暁を覚えず」という言葉があるように、ゆっくり遅くまで布団の中で、寝たいものです。
 
 
 
 
「春眠暁を覚えず」とは、中国の孟浩然(もうこうねん)という詩人の『春暁(しゅんぎょう)』という題名の漢詩の冒頭部分です。
 
 
 
 
春の朝の心地よさを表現する言葉で、「春の夜は心地よいため朝になったことに気づかず、思わず眠り込んでしまう」という意味を持ちます。
 
 
 
 
春は、東洋医学的に、肝の木気が盛んになる時期とされています。
 
 
 
 
もともと、精神的なストレスが多く、肝気鬱結が強い方は、肝の木気が盛んになるこの時期に肝鬱化火し、心に影響を与える場合があります。
 
 
 
 
そんなときは、「春眠暁を覚えず」ではなく、逆に不眠になってしまうことがあります。
 
 
 
 
心に熱が波及することにより、心熱が異常に高ぶることで、心神が乱されます。
 
 
 
 
その為、春は精神疾患が悪化したり、発病しやすかったりします。
 
 
 
 
また、心に影響を与えるだけではなく、脾や腎に影響が出てしまう場合もあります。
 
 
 
 
上述した通り、春は肝気が旺盛になる季節なので、養生のポイントとして、心身ともにのびのびとしてリラックスして生活することが重要と、『素問・四気調神大論』では、説明されています。
 
 
 
 
まだまだ寒い日が続きますが、適切な時間帯に、散歩などの適度な運動を行い、肝気の停滞を解消していくことが重要になると思います。
 
 
 
 
参考サイト
 
 
 
 
参考資料
『初めて読む人のための素問ハンドブック』 著:池田政一 (医道の日本社)
『内経気象学入門』著:橋本浩一 (緑書房)
 
 
 
 
 

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