東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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血の病⑫

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
とうとう6月に突入ですね。
 
 
 
雨の日が徐々に増え、湿度も上がってきて、梅雨が近づいていることを実感しますね。
 
 
 
それでは前回の続きです。
 
 
 
前回の話はコチラ
 
 
 
今回は、③の「気は能く血を行(めぐ)らす」について書いていこうと思います。
 
 
 
「気は能く血を行(めぐ)らす」とは、気の推動作用を指したもので、血液循環の動力です。
 
 
 
血は、陰陽で考えると、陰に属し、陽は動、陰は静というように分類されます。
 
 
 
したがって、血は静であるから、血単独では巡ることができず、気の推動作用に依存しています。
 
 
 
臓腑で考えた場合、肝気の疏泄や条達、肺気の宣発粛降、心気の推動などが挙げられます。
 
 
 
そのため、血の巡りが悪い時に、その原因を考える必要があります。
 
 
 
気の停滞から起きるものなのか、気虚なのか、陽虚なのか、臓腑の問題なのか、色々と考える必要があり、その原因に伴った治療選択をしなければなりません。
 
 
 
 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

 

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CONSORT声明2025⑤

 

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こんばんは 謝敷です

 

 

今日から6月ですね。
暦どおり、雨の季節が近いことを感じる日々です

ランダム化比較研究のガイドラインであるCONSORT声明2025を見ています。
今日は、「方法」の部分の残りを見ていきます。

 

 

 

⑨割付方法

 

 

RCTのガイドラインとなるため、ランダム化をどのように行ったのか、その詳細を記載する必要があります。

ランダム化とは、例えば鍼をするグループとしないグループに分けて
その2群の症状変化を比較したい場合、鍼群に比較的リスクの低い若い人、
鍼をしない群に比較的リスクが高く、変化しにくい高齢者が多かった場合、純粋に鍼の効果を検討できません。

そこで、介入効果を検討するうえで、強く影響しそうな要因について、
均一に割り振られるように、ランダムにグループ分けをするのです。
その際に、どのようにしてランダムに割り付けるのか、その方法を記載します。

 

⑩割付の隠蔽方法

 

 

 

⑨の方法について、誰にもわからないように
(作為的な操作ができないように)していたか、記載します。

 

 

⑪割付の実施

 

 

 

割付を実際に、誰がどのようにして行ったか、記載します。

 

 

 

⑫盲検化

今回変更のあったポイントです。

盲検化とは、例えば被験者が自分が薬効のある本当の薬を服薬しているのか、
または、効果のない偽薬を服薬しているのかを分からないようにしたり、
治療する側も、自分がどちらの薬を処方しているのか分からないようにするなど、
介入の有無を分からない(盲検化)することで、プラセボ効果(気持ちや認識による影響)を除く方法です。

 

これまでは、ランダム化の際に盲検化を実施したか、
誰に対して行ったかを記載するのみでしたが、
今回の改訂により、どのような方法で、誰がブラインドだったか、といった詳細を記載することが求められました。

 

 

 

 

⑬介入の類似性

 

 

 

薬であれば、その色や形状、臭いが、
鍼でも、その色や形状、施術方法が、プラセボと、本当の効果検討した治療法で似せていたか
記載します。

参考文献

Hopewell S, Chan AW, Collins GS, Hróbjartsson A, Moher D, Schulz KF, Tunn R, Aggarwal R, Berkwits M, Berlin JA, Bhandari N, Butcher NJ, Campbell MK, Chidebe RCW, Elbourne D, Farmer A, Fergusson DA, Golub RM, Goodman SN, Hoffmann TC, Ioannidis JPA, Kahan BC, Knowles RL, Lamb SE, Lewis S, Loder E, Offringa M, Ravaud P, Richards DP, Rockhold FW, Schriger DL, Siegfried NL, Staniszewska S, Taylor RS, Thabane L, Torgerson D, Vohra S, White IR, Boutron I. CONSORT 2025 statement: updated guideline for reporting randomized trials. Nat Med. 2025 Apr 15. doi: 10.1038/s41591-025-03635-5. Epub ahead of print. PMID: 40229553.

https://www.nature.com/articles/s41591-025-03635-5

 

 

 

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