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こんばんは。齋藤です。
1月もそろそろ終わってしまいますね。
本当にあっという間ですね。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回、前々回と、血の生成に関して、書いていきました。
今回は、血の循環に関して、書いていこうと思います。
東洋医学も西洋医学と同じで、血は脈中を循行し、全身に流れる脈管に沿って、絶えず循環をし、運行しています。
では、どの臓腑が関与して、血液が全身に巡るとされているのでしょうか。
血液循環に関与する主な臓腑は、心、肝、脾、肺で、これらの臓腑が協調することで、血が全身に巡ります。
まずは、心から説明していきたいと思います。
東洋医学のバイブル、『素問』痿論(44)に、「心は血脈を主る」という言葉が出てきます。
この言葉の通り、心は血液循環を推動する基本的な動力で、心臓の拍動により、血の運行を推動しています。
特に心気の推動作用により、血は正常に脈管中を一定方向に循行しています。
その為、何かしらの原因で心の働きが低下すると、血の運行に支障が出ることで、瘀血が生成されます。
心に瘀血が生成されることで、心の血液循環が悪くなり、胸部の激しい痛みや、絞扼感などの瘀血の症状のほかに、動悸、乏力、少気、自汗などの心気虚の症候が一緒に出てきます。
瘀血が生成されるメカニズムは色々あるので、問診などでしっかりと判別していかねばなりません。
血液の循環で重要なポイントは、心気が主に担っているという事だと思います。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)
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こんばんは 謝敷です
まだ冬ではありますが、先週の東京は3月並みの気温が続いたりと、
え?もう春が近いの?と、冬の短さに驚いてしまいました。
冬はしっかり寒く、そして徐々に私たちの体感では分からないけれど、
木々の様子から春の訪れを感じる…それくらいの穏やかな季節の移り変わりがいいですね。
先週から、服薬を拒否するパーキンソン患者さんへの鍼治療に関する症例報告を見ています。
今日は患者さん情報をご紹介します。
この症例の患者さんは、中国湖北省にお住いの75歳男性で、
農業に従事し、除草剤の曝露歴はありますが、その他の疾患、パーキンソンの家族歴もありません。
2022年3月に原因不明の左手の震えを発症し、2023年6月に病院を受診。
受診時には、手足の震え矢、筋肉のこわばり(固縮)、動作の緩慢(遅く・少なくなる)、疲労、
背部の硬直、嚥下困難、夜間の脚のつり、口の渇き、便秘などを有し、パーキンソン病と診断されました。
パーキンソン病の薬を生涯服用することや、副作用を懸念し、
服薬による治療を拒否したため、約1年3か月の間に症状は徐々に増え深刻化していきました。
1年ちょっとの間に、かなり症状が進行していますね。
それでも服薬治療を拒む患者さんに、どのような鍼治療がなされたのでしょうか。
次回は、具体的な鍼治療の内容を見ていきます。
(参考文献)
Lei S, Liu Q, Leong I, Fan J, Tsang Y, Liu X, Xu X, Zhuang L. Acupuncture therapy for Parkinson’s disease: a case report demonstrating symptomatic improvement without medication. Front Neurol. 2024 Jan 29;14:1330054. doi: 10.3389/fneur.2023.1330054. PMID: 38348115; PMCID: PMC10859393.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38348115/
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