東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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小便黄赤(しょうべんおうせき)とは②

 

 

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こんばんは!樫部です。

 
 
 
本日は前回の続きで「心火と胃腸実熱の小便黄赤」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
どちらも裏熱実証であることが共通点です。
 
 
 
心火の小便黄赤は、精神情緒の不安定や辛い食べ物の過食などにより、心火が盛んとなったり、湿熱の邪が心包に内陥し、心火が小腸に熱が伝播すると、小腸の泌別機能が失調して生じます。
 
 
 
この場合、焦燥感、不眠、舌尖紅で重篤になると芒刺がみとめられる、排尿時の灼熱感などをともなうことが特徴です。
 
 
 
治法は、清心瀉火を用い、意識障害がある場合は、清心開竅を用います。
 
 
 
胃腸実熱の小便黄赤は、外邪が裏に入って化熱したり、辛い物、脂物を過食して熱毒が胃腸に積滞することで膀胱に影響が及び、発生します。
 
 
 
この場合、胃熱により口臭、歯痛がみられ、熱邪が大腸に結すれば便秘、腹脹して圧痛があるといった特徴をもちます。
 
 
 
治法は、清熱ですが、胃熱は清胃瀉火、熱邪が腸にあれば瀉熱攻下を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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こんばんは。齋藤です。

 

 
とうとう11月に入ってしまいました。
 
 
 
 
今年も残すところ、2ヵ月。
 
 
 
 
1年間あっという間ですね。
 
 
 
 
怖い怖い。
 
 
 
 
それでは、前回の続きです。
 
 
 
 
前回の話はコチラ
 
 
 
 
前回と言っても、かなり前になりますが、気閉について書きました。
 
 
 
 
どういった病態かというと、「風・火・痰・瘀などの邪が壅盛で内結し、気機を逆乱し昇降を失調させて、九竅を閉塞したために生じる意識障害などの危急の病証の総称です。」と書きました。
 
 
 
 
難しい言葉が並びすぎて、よくわからないですよね。
 
 
 
 
風邪や火邪、瘀血、痰などの病邪が、身体の中で何かしらの原因で蓄積してしまい、気の流れを停滞させてしまいます。
 
 
 
 
この九竅というのは、身体にある竅(穴)を言います。
 
 
 
 
具体的には、両耳、両鼻孔、両目、口、尿道、肛門、これらの九つの穴を合わせ九竅と言います。
 
 
 
 
これらの竅は、清潔な状態であることが望ましく、清潔な状態であることにより、正常な機能が保たれるとされています。
 
 
 
 
ただ気の流れが滞るだけでなく、九竅さえも風邪や火邪、瘀血、痰などの邪気により、閉じてしまい、意識障害を起こしてしまう状態です。
 
 
 
 
特徴的な症状として神志昏迷、牙関緊急、両手を固く握りしめる、大便秘結、小便不通などが認められます。
 
 
 
 
神志昏迷というのは意識障害の事で、牙関緊急というのは歯を食いしばった状態なので、さらに両手でかなり力が入った状態で、小水、排便が全くでないという状況になると、状態的にはかなり深刻な状態という事になると思います。
 

 

 

以上で、気閉が終了になります!!!

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

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