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こんばんは☆
吉澤です!
先週に引き続き、『二便』の問診の小便に関して、書いていきます。
D. 小便の性状
3)小便失禁 urinary incontinence
意識ははっきりしているが、 小便を思うように制御できず漏らしてしまう。
腎陽虚、肺脾気虚、膀胱湿熱、肝腎陰虚。
臨床的には極度の気逆によっても起こることがあります。
4)遺尿enuresis
寝ている間に知らずに排尿してしまう。
腎陽虚、腎陰虚、 中気下陥、肺陽虚。
多くは腎気不足の虚証(腎気不固)
小児の遺尿は身体機能の発育が不十分なために起こる場合が多いです。
5)尿後余瀝(余瀝不尽)
排尿後も尿が滴り落ちて止まらない場合で、高齢者あるいは久病で体が弱っている者にみられます。
腎気不固、中気下陥、膀胱湿熱、気滞。
6)小便自利 spontaneous ur inat ion
尿が自然によく出ることで尿量が多い。『傷寒論』
7) 小便不利 inhibited urination
尿量が少なく排尿困難があるか、無尿のこと。
8) 小便不通
膀胱に尿の貯留はあるが排出ができないこと。
9)小便渋痛 difficult painful urination
スッキリ排尿できず疼痛を伴う、また急迫、灼熱等の感覚を伴う。
10) 小便渾濁:尿濁turbid urine
尿が混濁して排尿痛をともなわないこと。下焦湿熱、腎陰虚、
11) 小便淋漓dribbling urination
尿が勢いよく出ず、渋って出る。回数は多いことが多く、
虚は脾腎の虚、実は“尿石”(尿路結石)や湿熱や気滞で起こる。
12) 小便黄赤reddish yellow urine
尿が濃く、深黄色・黄赤色あるいは黄褐色さらに甚だしければ、
心火、胃腸実熱、肝胆湿熱、寒湿鬱滞、
色が濃く量が少ない状態を「尿黄短赤」という。
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
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こんばんは、永井です。
8月も二週目。早いですね。
今週は九州や日本海側での線状降水帯発生、災害級の大雨でしたね。
東京でもゲリラ豪雨が何度かあり、不安定な気候、この夏は一体どうなるのか心配になります。
それでは、前回に続き、主気による発病様式に関してです。
四時の主気は春は風、夏は暑、長夏(梅雨のことです)は湿、
それぞれの主気の成り立ちを1つ1つ整理します。
本日は長夏(梅雨)の主気。長夏の主気は湿です。潮湿の湿。
湿は空気中の水分が多すぎたり、湿度が高くなりすぎたりすることです。
長夏の時期には、雨量が多くなり、土地が潮湿になり、カビが生えやすくなります。
そういった時期に長時間霧露にさらされたり、潮湿の地に居たり、発汗して水をがぶがぶ飲んだりすると湿(=外湿)の影響を受けて浮腫、倦怠感などの症状が出現します。
また、習慣的に酒、水分、甘味、油物を買食していると脾の運化機能に影響をきたし、湿が体内で生じます。(=内湿)
湿は他の邪も伴います。
例えば熱を伴うと湿熱になり、この湿熱が体表に侵襲した場合には全身倦怠感、骨節疼痛、発熱、口渇、数脈といった症状、所見がみられます。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 石田秀実 監訳 (東洋学術出版)
『中医学入門』編著:神戸中医学研究会 (東洋学術出版)
『内経気象学入門』 著者: 橋本浩一 (緑書房)
『四季の健康法』 主編:橋本浩一 (緑書房)
『まんが中国古代の養生法』 絵・文:周春才 訳:鈴木博 (医道の日本社)
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.09.12
合わせる2025.09.11
交差点の身体設計2025.09.10
問診に関して㊺(心神の問診③)2025.09.09
神昏(しんこん)とは⑤2025.09.08
血の病⑱2025.09.07
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告④2025.09.06
気象発病学説⑬2025.09.05
役割の一つ2025.09.04
小さな方剤、麻辣湯2025.09.03
問診に関して㊹(心神の問診②)2025.09.02
昏神(こんしん)とは④2025.09.01
9月突入2025.08.31
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告③2025.08.30
気象発病学説⑫2025.08.29
休息は大事2025.08.28
帯状疱疹を「ビルの管制室」からながめる2025.08.27
問診に関して㊸(心神の問診①)2025.08.26
神昏(しんこん)とは③2025.08.25
試合観戦2025.08.24
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②2025.08.23
気象発病学説⑪2025.08.22
後期授業開始2025.08.21
靴下の穴占い2025.08.20
診療再開!!2025.08.19
2025年 夏季休診日2025.08.18
夏季休暇20252025.08.17
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告①2025.08.16
気象発病学説⑩2025.08.15
久しぶり2025.08.14
五臓と空間2025.08.13
問診に関して㊷(二便の問診⑧)2025.08.12
神昏(しんこん)とは②2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦2025.07.25
試験返却