東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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血の病⑫

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
とうとう6月に突入ですね。
 
 
 
雨の日が徐々に増え、湿度も上がってきて、梅雨が近づいていることを実感しますね。
 
 
 
それでは前回の続きです。
 
 
 
前回の話はコチラ
 
 
 
今回は、③の「気は能く血を行(めぐ)らす」について書いていこうと思います。
 
 
 
「気は能く血を行(めぐ)らす」とは、気の推動作用を指したもので、血液循環の動力です。
 
 
 
血は、陰陽で考えると、陰に属し、陽は動、陰は静というように分類されます。
 
 
 
したがって、血は静であるから、血単独では巡ることができず、気の推動作用に依存しています。
 
 
 
臓腑で考えた場合、肝気の疏泄や条達、肺気の宣発粛降、心気の推動などが挙げられます。
 
 
 
そのため、血の巡りが悪い時に、その原因を考える必要があります。
 
 
 
気の停滞から起きるものなのか、気虚なのか、陽虚なのか、臓腑の問題なのか、色々と考える必要があり、その原因に伴った治療選択をしなければなりません。
 
 
 
 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

 

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気象発病学説②

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

今日は大雨になったり、小雨になったり、雷も鳴り響き、荒れた一日となりました。。
 
 
 
 
 
 
 
さて、今回は気象発病学説の続きです。
前回記事はこちらより。
 
 
 
 
 
 
 
本日は、病の原因について整理します。
中国の漢代頃に編纂されたと推定されている『黄帝内経』(以下、『内経』と略称)では、病の原因は、このように説かれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
「百病が生ずる原因は皆、風雨や寒暑燥湿などの気候変化、房事不節、喜怒大驚恐などの七情不和、飲食不節、居住環境がそぐわないことなどである。」 (『霊枢』口問)
 
 
 
 
 
 
 
「百病が生ずる原因は皆、風雨や寒暑燥湿などの気候変化、喜怒不節により五臓を傷り起こる。
風邪雨は身体上部を傷り、燥湿の邪気は身体下部を傷る」 (『霊枢』百病始生)
 
 
 
 
 
 
 
これらより、邪気の侵入経路は下記のように分類されます。
身体の上部、陽の位置、表位を傷りやすい邪気は、風邪、熱邪、暑邪、燥邪、火邪です。=陽邪と呼ばれています。
 
 
 
 
 
 
 
身体の下部、陰の位置、裏位を傷りやすい邪気は、寒邪、湿邪です。=陰邪と呼ばれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
各邪気にはそれぞれ特徴性質があるのですが、それらは改めてまとめたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
ここで気を付けたいことは、風邪を兼ねた場合です。
風邪を兼ねると、陰邪である寒邪、湿邪も身体の上部、表位から侵入しやすくなるということです。
 
 
 
 
次回へ続きます。
 
 
 
 
 

参考文献

『四季の健康法』 主編:橋本浩一 (緑書房)

『内経気象学入門』 著者: 橋本浩一 (緑書房)

 
 

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