東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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舌苔灰黒(ぜったいかいこく)とは①

 
 
 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「舌苔灰黒(ぜったいかいこく)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
舌苔灰黒とは、舌苔が黒色を帯びた灰色呈するものをいいます。
 
 
 
厳密にいうと、舌苔灰と舌苔黒の色や病態は同じとはいえず、黒色が薄いものが灰色で、灰色が濃いものを黒色であり、病の程度は灰色よりも黒色の方が重篤です。
 
 
 
一般的に舌苔灰黒は重症である為、舌面の湿潤度と全身症状にもとづいて弁証を行っていきます。
 
 
 
弁証分類は主に4つあります。
 
 
 
1.脾陽虚の舌苔灰黒
 
2.痰飲の舌苔灰黒
 
3.湿熱の舌苔灰黒
 
4.灼熱腎陰の舌苔灰黒
 
 
 
舌苔灰黒は全て裏証ですが、寒、熱、痰、湿の違いがあり、疾病が重篤な時期にみられることが多いです。
 
 
 
舌苔が灰黒で薄ければ脾陽虚、灰黒で乾燥し芒刺がみれるものは灼熱腎陰、灰黒で水滑は痰湿、灰黒で厚膩は湿熱あるいは痰湿にうつ熱を伴うものです。
 
 
 
傷寒病において、舌苔が灰黒で潤滑るなのは三陰経筋病によくみられ、陽虚陰盛を示す危急症状です。
 
 
 
また!舌苔が灰黒で乾燥しているのは三陽経病でよくみられ、「熱極まれば水寒に似る」の病態を示し、下法を用います。
 
 
 
証によって真逆の性質をもちうる為、きちんと弁別し、他の症候を考慮して、正確な鑑別を行わなければ誤治をまねいてしまいます。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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こんばんは、永井です。

 
 
 
 
 
1月の2週目、いかがお過ごしでしょうか。
 
 
 
 
 
 
新年のご挨拶やお付き合いなど様々なお疲れが出ていることもあるかもしれません。
 
 
 
 
 
 
さて、二十四節気では、今週1月6日に小寒を迎えました。
 
 
 
 
 
小寒とは「寒の入り」とも言われますが、今週からまた一段と寒さが厳しくなって参りましたね。
 
 
 
 
 
私は、毎朝なかなか布団から出られず気合を入れて起きております笑
 
 
 
 
 
しかし、少しずつ陽の長さを感じられることは嬉しいですね。
 
 
 
 
 
そして1月20日には大寒を迎えます。
 
 
 
 
 
大寒は、2月4日頃までですが、この小寒から大寒の間を「寒中」、「寒の内」と言い、一年のうちで最も寒い時期とされています。
 
 
 
 
 
 
この時期の養生をご紹介します。
 
 
 
 
 
一年で最も寒さが厳しく、冷える時期であるため、まず身体を冷やさないように、特に寝ている間に冷えて風邪やインフルエンザにならないよう注意が大切です。
 
暖房、湯たんぽを使用することも良いでしょう。
 
 
 
 
 
また空気も非常に乾燥しているため、加湿器がある場合は使用し、ご自宅にない場合はタオルを濡らして部屋に干しておくなど加湿しておくと良いです。
 
 
 
 
 
 
そして食事では、七草のひとつでもある、スズシロを摂取して、身体を調えましょう。
 
 
 
 
 
スズシロとは大根のことです。
大根は胃腸の働きを助け、痰を取り、咳を鎮めます。
 
 
 
 
 
 
なお、大根おろしだと辛味が強く、刺激になることがあるため、控えると良いです。
 
 
 
 
 

次回へ続きます。

 

 

 

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