東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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嘔吐(おうと)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「嘔吐(おうと)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
嘔吐とは、ゲェーッと声を出して物を吐出する「有声有物」である症状を指します。
 
 
 
「嘔」「吐」「乾嘔」は、いずれも胃気上逆の症状ですが、明確に区別されています。
 
 
 
『医経溯洄集』には「それ嘔は、東垣の謂うところの声物兼ねて出でるものなり。吐は、東垣の謂うところの物を出でて声なきものなり。乾嘔と噦のごときに至りては、みな声出でて物なきなり。それ仲景は声物兼ねて出でるを名づけて嘔となし、物出でるをもって名づけて吐となし、声独り出でるをもって名づけて乾嘔となす」と記載されています。
 
 
 
後世では、「嘔吐」と呼ばれるものは「嘔」に相当し、胃の内容物をゲェーッと声ありで吐出することを指すようになっています。
 
 
 
今回は、胃の中の食物を吐出する症状について話していきたいと思います。
 
 
 
嘔吐の弁証分類は、主に次の6つです。
 
 
 
1.外邪犯胃の嘔吐
①外感風寒
②暑湿
 
2.傷食の嘔吐
 
3.胃寒の嘔吐
①陽虚
②暴食生冷
 
4.胃熱の嘔吐
 
5.胃陰虚の嘔吐
 
6.肝胃不和の嘔吐
 
 
 
以上の通りです。
 
 
 
各弁証分類の詳細については、次回以降、お話していきたいと思いますので、お楽しみに!
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「肺経鬱結と肝胆湿熱の鼻塞」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
いずれも熱証で、慢性的に経過していく特徴をもちます。
 
 
 
慢性鼻炎や副鼻腔炎などに相当します。
 
 
 
肺経鬱結の鼻塞は、風熱邪が肺経に停留して、肺気の清粛を障害するために発生します。
 
 
 
黄色い粘稠性の鼻汁をともなうことが特徴であり、その他にも頭が脹る、嗅覚障害、記銘力減退、舌質紅、舌苔黄、脈弦数を呈します。
 
 
 
治法は、疏風清熱、排膿通竅を用います。
 
 
 
次に肝胆湿熱の鼻塞についてです。
 
 
 
この場合、肝胆の湿熱が脳に移り発生します。
 
 
 
悪臭のたる多量の黄色い粘稠な鼻汁を流すことが特徴であり、口苦、頭のふらつきなどをともないます。
 
 
 
その他にも軽度の嗅覚障害、記銘力低下、咽の乾燥、視力減退、耳鳴、舌質紅、舌苔黄、脈弦数を呈します。
 
 
 
治法は、化濁解毒、清肝胆湿熱を用います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

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