東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診に関して㊺(心神の問診③)

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

 

先週に引き続き、『心神に関わる問診:睡眠、生活環境と情の乱れ方と主訴との関連度合』に関して、書いていきたいと思います。

 

 

 

D.問診の要点

 

 

 

睡眠の状況、寝付き寝起き、熟睡感、日中の状態(日中の眠気、食後の眠気等)が重要になってきます。

 

 

 

1) 嗜眠:嗜睡・嗜臥 somnolence

 

 

疲労倦怠感に伴って、昼であれ夜であれ関係なく眠くなります。知らぬ間に寝入ってしまいます。

 

 

 

湿困脾土、脾気虚(脾気湿困)

 

 

 

2) 失眠:不寐:不得眠 inability to sleep

 

 

 

睡眠または異常な不眠のことを指します。

 

 

 

睡眠の状態による病的現象で、常に睡眠が不足することを意味します。

 

 

 

一時的な精神緊張、悩み事、住居環境の変化、異常な暑さや寒さなどにより起こる不眠は含まれません。

 

 

また発熱や疼痛、咳嗽、喘息などにより二次的に起こる不眠は、それぞれの原因に対して処置します。

 

 

 

西洋医学の不眠症とは、入眠や睡眠の安定した持続を妨げられることを悩んだり、それが原因となって心神の不調が生じている状態とし、単なる不眠とは区別しています。

 

 

 

不眠の病因として、七情の乱れ、飲食不節、思慮過度、労倦過度、暴受恐驚恐、凛賦不足、房事過多、久病、年老が挙げられます。

 

 

 

3)病機は、虚実両面が存在します。

 

 

 

①  実証:実火(肝火、痰火、心火)により心神上擾

 

 

 

②  虚証:陰虚火旺により 心神上擾  、血虚により心神失養、気虚あるいは脾胃の弱りにより心神不安

 
 
 
 
 
次週に続きます。

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「湿熱蒙閉と風痰内閉の神昏」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
どちらの場合も実証であり、実邪が閉竅して意識障害が起こりますが、病因が異なります。
 
 
 
まずは湿熱蒙閉の神昏についてです。
 
 
 
湿熱の邪が気分レベルを鬱阻して痰濁を生じ、これが心竅を蒙閉して発症します。
 
 
 
この場合、意識が明瞭になったり、混濁したりして朦朧とした状態となり、体表に熱感が無い、体が重怠い、尿が濃い、眼球結膜の黄染、赤白色の下痢、裏急後重、舌苔黄膩といった湿熱の症候がみられます。
 
 
 
治法は、清熱化痰、豁痰開竅を用います。
 
 
 
次に風痰内閉の神昏についてです。
 
 
 
痰盛の体質の者が風邪の影響を受けたり、肝陽上亢して内風を生じ、風と痰が結して心竅を擾乱して発症します。
 
 
 
この場合、肢体の振戦、痙攣あるいは半身不随、口から泡を吹くなどの風動の症候がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、平肝熄風、滌痰開竅を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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