東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について⑬

 

 

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こんばんは。吉澤です!

 

 

 

 

前回までは、「痛みの問診」について書いてきました。

 

 

 

 

 

今回からは、「主訴の既往歴~現病歴の聴取 」について書いていきます。

 

 

 

 

1. 既往歴~現病歴について 
 
 
 
 
 
既往歴~現病歴とは、患者さんの「時系列」的な経過のことをいいます。
 
 
 
 
 
例えば、X年に就職、X+3年に結婚、X+4年頃から主訴が発症・・・など、です。
 
 
 
 
 
その患者さんの歴史の中で、大きな環境の変化七情の過不足が急激にあるいは強烈に発生した時期
 
 
 
 
 
あるいは飲食不節労逸過度がいつごろあって、
それらと主訴発症や増悪・緩解との関連性を把握するために必要不可欠な情報となります。 
 
 
 
 
 
 
もちろん、主訴に派生して起こる諸症状の変化も書き入れていくことで、
より主訴の病理が明確になってきます。
 
 
 
 
 
 
既往歴から現病歴を把握することによって、時系列的な病因病理を導き出すことができ、
これによって、予後もある程度予測できるようになります。
 
 
 
 
 
 
☆病因病機(病因病理) 
 
 
 
 
 
疾病の経過や過程には、様々な病理の変遷があります。
 
 
 
 
 
どういう原因で、どういう誘因で、今現在の病に至っているのか、
 
 
 
また、これから先どういう病にかかりうる可能性が高いのか。 
 
 
 
 
何事にも、原因があって、結果があります。
 
 
 
 
人間の心身においても、当然、何らかの悪い原因(「因」) と、
それを助長させたり、さらに別の原因を派生させたりする誘因(「緑」)によって、
 
 
 
 
 
様々な結果(症状)が出てくるのです(「果」)
 
 
 
 
 
 良い結果を得るには、良い原因をつくると同時に、悪い原因を無くしていくしかありません。
 
 
 
 
 
そのためには、まず、「原因」(病因)を知る必要があります。 
 
 
 
 
 
これこそまさに、「原因一結果の法則」であり、治療を的確に行なうための大前提となります。

 

 

 

 

次回へ続きます!お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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問診について⑫

 

 

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こんばんは。吉澤です!

 

 

前回に引き続き、「痛みの問診」について書いていきます!

 

J.弁病の決定 
 
 
 
 
基本的には、現時点(来院時)の情報となる、弁病を決めるための問診を行っていきます。
 
 
 
 
 
しかし、のちの既往歴~現病歴を問診していくに従い、別の弁病が浮き上がる場合もあります。
 
 
 
 
 
 
その場合は、病因病理に従い、適切な弁病に対してアプローチしていくことになります。
 
 
 
 
 
 
また、カルテの記入は、言葉だけでなく、人体図に記入したり、症状にて色分けしたりすると、より使いやすくなるので、工夫するとより良いです。
 
 
 
 
 
 
 1) 「主訴の増悪因子・緩解因子」
 
 
 
 
あくまで主訴に関わる因子を書いていきます。
 
 
 
 
主訴は悪化しないが、そのほかの症状が悪化するならば、主訴以外のどの症状が悪化するのかを別欄に明記しておくことが、後の情報の混乱を防ぐことになります。
 
 
 
 
例としては、雨天時は全身はだるいが、主訴は悪化しない場合などが挙げられます。
 
 
 
 
 
 2) 「環境・職歴・生活環境・家族構成・七情の乱れ」 
 
 
 
 
 
この項目は既往歴~現病歴と関連して問診していくと、環境などの外的因子と病との相関性が浮き彫りになり、わかりやすくなります。
 
 
 

「痛み(主訴の現病歴)」に関してのブログはここまでとなります。

 

 

 

次回からは「主訴の既往歴~現病歴の聴取」です。

 

 

 

次回へ続きます!お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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