東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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血の病⑤

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

1月もそろそろ終わってしまいますね。

 

 

 

本当にあっという間ですね。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

前回、前々回と、血の生成に関して、書いていきました。

 

 

 

今回は、血の循環に関して、書いていこうと思います。

 

 

 

東洋医学も西洋医学と同じで、血は脈中を循行し、全身に流れる脈管に沿って、絶えず循環をし、運行しています。

 

 

 

では、どの臓腑が関与して、血液が全身に巡るとされているのでしょうか。

 

 

 

血液循環に関与する主な臓腑は、心、肝、脾、肺で、これらの臓腑が協調することで、血が全身に巡ります。

 

 

 

まずは、心から説明していきたいと思います。

 

 

 

東洋医学のバイブル、『素問』痿論(44)に、「心は血脈を主る」という言葉が出てきます。

 

 

 

この言葉の通り、心は血液循環を推動する基本的な動力で、心臓の拍動により、血の運行を推動しています。

 

 

 

特に心気の推動作用により、血は正常に脈管中を一定方向に循行しています。

 

 

 

その為、何かしらの原因で心の働きが低下すると、血の運行に支障が出ることで、瘀血が生成されます。

 

 

 

心に瘀血が生成されることで、心の血液循環が悪くなり、胸部の激しい痛みや、絞扼感などの瘀血の症状のほかに、動悸、乏力、少気、自汗などの心気虚の症候が一緒に出てきます。

 

 

 

瘀血が生成されるメカニズムは色々あるので、問診などでしっかりと判別していかねばなりません。

 

 

 

血液の循環で重要なポイントは、心気が主に担っているという事だと思います。

 

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「脾腎陽虚の小便渾濁」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
脾気が昇清せず、腎が封蔵しないことで、膀胱の制約が失調して生じます。
 
 
 
この場合、脾虚気陥と腎陽虚の症候が同時にみられることが特徴です。
 
 
 
尿に関しては、混濁尿、頻尿、尿量が多い特徴をもちます。
 
 
 
その他にも、息切れ、元気が無い、顔色萎黄、筋肉が痩せる、四肢の冷え、全身倦怠感、下腹部が下墜するように脹る、食欲不振、泥状便、めまい、耳鳴、腰膝酸軟、ED、舌質淡、舌苔白滑、脈虚で緩がみられます。
 
 
 
治法は、健脾、補腎を用います。
 
 
 
これまでみてきたように、小便渾濁にも虚実があります。
 
 
 
実証は、膀胱湿熱によるものが多く、混濁尿で尿量が少なく、頻尿かつ排尿痛を伴う特徴をもちます。
 
 
 
虚証となると、多くは脾、腎に問題があり、尿は混濁することはみられつつ、色は淡くて、排尿痛を伴わない特徴をもちます。
 
 
 
今回の弁証分類の中にはありませんでしたが、下腹部の瘀血停滞によっても小便渾濁がみられることがあります。
 
 
 
この場合は、下腹部の瘀血停滞によって膀胱気化が障害され、清濁を分別できなくなってしまい、尿濁が生じます。
 
 
 
排尿痛、排尿困難、血尿、紫暗色の混濁尿、下腹部痛、舌質暗で瘀点があるなどの症候がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、温陽化瘀を用います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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