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こんばんは☆
吉澤です!
本日は弁証問診の一つ、『口渇』に関して書いていきます。
4. 口渇
口渇は、のどが渇いて水分を欲することをいい、口乾、口燥は、
口渇は体内の津液の量や散布の状態が反映されており、
A.口乾と口渇
1)口乾 dry
→日中の水分の不足。陰虚
2) 口渇 thirst
→飲みたいという願望による口の乾燥の感覚。
B.八綱と口渇の問題
口渇の有無と冷熱いずれを欲するかを明らかにすることにより、
まず、口渇があって(冬でも)
しかし病位によっては、熱証であっても口渇が出なかったり、
1)寒証:口渇無し、かつ、(夏でも)温かいものしか受け付けない
2)熱証:口渇有り、かつ、(冬でも)冷たいものを好む
C.口渇で、多飲か少飲か
1)口渴多飲
①熱証・燥証・陽明証・気分証:口渇して冷たい物を多飲
②熱盛傷津:強い口渇があり、冷たい飲み物を好む
③消渇(糖尿病):非常に口渇しよく飲むが、
2)口渴少飲
①熱入営血:口渇があっても飲みたがらないか、多くは飲まない(熱邪が営血に入って起こる)
②瘀血:口渇して水を口にふくむが、飲めない。
瘀血が阻滞して気機が通じなくなり、
これは本当の脱水ではないため、水で口渇を漱ぎたいと思うが咽は渇かない。
③湿熱証:
熱邪に湿が絡んでいる場合で湿邪のウェイトが大きいものほど飲み
④下焦虚寒:口渇、少飲、熱いものを欲しがる(
下焦に虚寒があり、そのため、
これにより水津を蒸騰させて上昇させることができなくなるため、
しかし、
⑤陰虚火旺証:口渇というよりはむしろ口の中が乾燥する(
他に、盗汗・午後潮熱・五心煩熱・頬紅・舌紅苔少・
⑥痰飲・水飲内停:口渇して飲みたがるが、飲めば嘔吐する。
水湿や痰濁が中焦に停滞して、津液の上昇や散布を阻滞し、このために口渇が生じる。
しかし、
次回へ続きます。お楽しみに!
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
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こんばんは。齋藤です。
1月もそろそろ終わってしまいますね。
本当にあっという間ですね。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回、前々回と、血の生成に関して、書いていきました。
今回は、血の循環に関して、書いていこうと思います。
東洋医学も西洋医学と同じで、血は脈中を循行し、全身に流れる脈管に沿って、絶えず循環をし、運行しています。
では、どの臓腑が関与して、血液が全身に巡るとされているのでしょうか。
血液循環に関与する主な臓腑は、心、肝、脾、肺で、これらの臓腑が協調することで、血が全身に巡ります。
まずは、心から説明していきたいと思います。
東洋医学のバイブル、『素問』痿論(44)に、「心は血脈を主る」という言葉が出てきます。
この言葉の通り、心は血液循環を推動する基本的な動力で、心臓の拍動により、血の運行を推動しています。
特に心気の推動作用により、血は正常に脈管中を一定方向に循行しています。
その為、何かしらの原因で心の働きが低下すると、血の運行に支障が出ることで、瘀血が生成されます。
心に瘀血が生成されることで、心の血液循環が悪くなり、胸部の激しい痛みや、絞扼感などの瘀血の症状のほかに、動悸、乏力、少気、自汗などの心気虚の症候が一緒に出てきます。
瘀血が生成されるメカニズムは色々あるので、問診などでしっかりと判別していかねばなりません。
血液の循環で重要なポイントは、心気が主に担っているという事だと思います。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)
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