東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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睡眠不足は子供に悪影響。

 


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こんばんは。二神です。(^ー^)v

 

 

最近はニュースで親が自分の子供を殺してしまうなど、考えられない悲惨な事件が

 

 

多発している世の中ですが、そのようなニュースを見ると自分も一人の親として

 

 

子供との接し方、付き合い方にはいろいろと考えさせられることがあります。

 

 

さて、そんな中、皆さんは睡眠時呼吸障害(SDB)や睡眠時無呼吸症候群(SAS)という

 

 

言葉はご存知でしょうか。

 

 

大人にはよく聞く言葉ですが、子供にも同様な状態が起こり、SDBやSASの状態の

 

 

子供は学習能力の低下や、ひどい場合には成長自体にも悪影響があるようです。

 

 

実際に米国では小学1年生の成績下位10%の子供を対象に調査したところ、

 

 

その20%の子供にSDBやSASがみられたとの発表されております。

 

 

SDBやSASの原因としては、

 

1、アデノイドの肥大

 

2、口蓋扁桃の肥大

 

3、アレルギー性鼻炎による鼻閉

 

4、肥満

 

これらによる気道の狭窄や、上顎、下顎の形態異常などがあり、子供は胸郭が

 

 

未発達の為、この状態で過度に呼吸を繰り返すとひどい場合には胸が陥没して

 

 

しまうという状態も起こりえるようです。

 

 

疲れていたり、風邪を引いている状態の時など一時的な状態であれば問題ないですが、

 

 

これが毎晩続いていると、子供の場合には大人のような睡眠不足で日中に眠気が襲う

 

 

という症状よりも、イライラしたり乱暴になり、集中力の低下も起こり、

 

 

さらには精神や脳の成長に悪影響を及ぼしかねません。

 

 

ただ、多くはアデノイドや口蓋扁桃の肥大などにより気道が狭窄してしまう事が

 

 

大きな原因であり、その原因を取り除く治療を行えば劇的に改善することが

 

 

多くあるようです。

 

 

 

寝る子は育つと言いますが、よく寝ていてもいびきをかいたり睡眠不足の子供は

 

 

大人と同様に何かしらで睡眠の質を改善する必要があるという事です。

 

 

東洋医学的に考えてもそうですが、人にとって睡眠というものがどれだけ

 

 

大事なのか痛感させられますね。

 

 

わが子の状態も十分に観察してみようと思います。

 

 

 

 

 

 

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癇(かん)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「癇(かん)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
癇(かん)とは、「てんかん」に相当し、俗に「羊癇風」と呼ばれています。
 
 
 
大発作の特徴としては、突然の意識障害、手足の痙攣、口から泡をふく、両目の上方注視、うめき声などを呈します。
 
 
 
回復した後は、疲労無力感はあるものの、飲食、睡眠は問題なく行え、発作は不定期なことが特徴です。
 
 
 
小発作では、一時的な意識混濁を呈し、前方凝視、欠伸、口角の引き攣り、口をすぼめるなどの動作を伴うことがあります。
 
 
 
癇については、『素問・大奇論』『霊枢・経脈』に最初の記載がみられます。
 
 
 
ただし、『素問・奇病論』に記載の「癲疾」や『千金方』に記載の「五癲」のように、歴代の文献に記載されている「癲(てん)」は、実際は「癇」を意味しています。
 
 
 
明代の『済生方』には、「大人は癲といい、小児は癇といい、その実は一疾なり」と記載があります。
 
 
 
葉天士は、「癲と癇は、証に不同あり」という言葉を残しており、現代の説と一致しています。
 
 
 
「痙」「中風」、小児の「急驚」「慢驚風」なども突然の意識障害、痙攣、後弓反張などの症状を伴います。
 
 
 
一見、「癇」との見分けが難しいように感じられますが、「癇」の発作症状には、昏倒、うめき声、口から泡をふくという症状がみられ、反復的に発作がみられるという特徴を持つため、他の病証と鑑別の参考にします。
 
 
 
上記内容は、王肯堂が『証治準縄・幼科』にて、「癇病は卒中痙病と相同じ、ただし癇病の仆するとき、口中は声を作し、まさに醒めんとするとき涎沫を吐し、醒後また復発し、連日発するものあり、一日に三五発するものあり。中風、中寒・中暑の類は、すなわち仆時に声なく、醒後に涎沫なく、醒後は再び発せず。痙病はまた時に発し、時に止むといえども、然して身は強直し、反張は弓のごとく、癇の身ごとく軟ならず、あるいは猪犬牛羊の鳴のごとくあらざるなり」と述べている通りです。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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