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こんばんは 浅田です
これまで、合計28種類の脈状について、約半年間、長々と書いてきました。
参照
主に、『脈経』、『景岳全書』、『頻湖脈学』を参考にして、簡潔にまとめてみました。
今回、各脈状を一つ一つ勉強してみたのは、自分自身の勉強のためです。
これまでサラっと目を通して、なんとなく脈状の名前は知っていたけれども、詳しい内容までしっかり理解していないことから、まとめ始めました。
中でも勉強になったのは、脈状の名前の字の意味調べです。
浮脈なら「浮」の字に意味があり、牢脈なら「牢」の字に意味があり、
この一文字一文字が、脈の形状や性質を表すのにピッタリな文字が当てはめられています。
例えば、「滑らかで、ころころ、くりくりとして、珠が指の下で転がっていくような感じのする脈」に名前を付けようとするなら、色々案が浮かびます。
転脈、流脈、丸脈、玉脈…など、いろんな妄想ができますが、なんかイマイチしっくりこないですね。
でも滑脈という名前は、「滑らかで、ころころ、くりくりとして、珠が指の下で転がっていくような感じのする脈」に対して、これしかないでしょって言うくらいベストなネーミングです。
その他の脈状も、全てベストなネーミングです。
数ある漢字の中から、適切は字を選んで、脈状の名前を考えた人は天才だなと思いますね。
その一文字だけで、その脈の性格を全て網羅していると言っても良いと思います。
東洋医学を勉強する上で、字の意味を調べるのは非常に大切です。
脈状の勉強を通して、字の意味の奥深さも改めて学ぶことができました。
半年前より一歩レベルの上がった脈診ができるよう、今回勉強したことを意識して臨床に活かしていきます。
◆参考文献
『脈経』たにぐち書店
『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店
『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部
『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店
『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社
『基礎中医学』燎原
『難経鉄鑑』たにぐち書店
『東洋医学の宇宙』緑書房
『現代語訳素問』東洋学術出版社
『漢辞海』三省堂
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こんばんは 浅田です
前回の続き
革脈②
参照
今日は疾脈について
まずは疾の字を調べてみましょう。
疾には、
・病気
・苦痛
・困苦
・毒物
・害虫
・やむ
・病気を患う
・心を痛める
・物事を憂える
・深く恨む
・憎む
・非難する
・嫉妬する
・はやい
・急速なさま
・急ぐさま
・慌ただしい
・ひどく激しい
という意味があります。
この意味を見ると、なんだか危なそうな、嫌なイメージが湧きますね。
疾脈は、一息(一呼吸)の間に、7~8回脈拍を数える非常に速い脈です。
脈拍が速い数脈は陽に傾き、脈拍が遅い遅脈は陰に傾いている状態だと、以前述べました。
疾脈は、数脈の類で、陽が極めて強い状態を示します。
数脈について書いた時にも述べましたが、脈拍が速くなるのは、ただ陽が旺盛になるだけでなく、寒証でも、外感病でも、胃の気が虚損した時でも、邪気が旺盛な時でも起こります。
なので、数脈、疾脈=陽証と安易に判断してはいけません。
私がこれまで診てきた疾脈は、伝染病などで高熱が出ている人や、脳卒中直後でICUに入っている人や、もうすぐ亡くなりそうな人に現れていました。
この疾脈に加え、七死脈、促脈が現れると、非常に危ない状態です。
まさに、疾の字の如く、苦痛を訴えたり、激しく病と闘っている状態や、心を強く痛めている状態を示しているのです。
◆参考文献
『脈経』たにぐち書店
『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店
『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部
『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店
『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社
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