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こんばんは。齋藤です。
暑かったり寒かったりする日が続き、体が疲れやすいですね。
今週の21日は、二十四節気でいう「春分」にあたります。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、もう少しすれば寒さも落ち着いてくるといいですね。
東洋医学では、春は「肝」という臓と関係が深く、五行で考えると「木」の気が強まる季節とされています。
この時期は、肝の働きが活発になりすぎることで、木気が盛んになり、花粉症のような症状が出たり、気分が高まりすぎたり、逆に落ち込みやすくなったりすることがあります。
春の二十四節気は、「立春」「雨水」「啓蟄」「春分」「清明」「穀雨」と続きますが、なかでも春分の頃が最も木気が盛んになる時期です。
そのため、肝が関係する症状が悪化しやすく、穏やかに過ごしつつ適度な運動を取り入れることが大切だといわれています。
暦の上では、もうすぐ夏が訪れますが、その前に梅雨があります。
今の時期から飲みすぎや食べすぎに気をつけて生活すると、体調を崩しにくくなるでしょう。
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こんばんは 謝敷です^^
前回は日本におけるアレルギー性鼻炎(花粉症)についての概要をご紹介しました。
アレルギー性鼻炎への鍼灸治療については、
「UpToDate」という
医療者向けにエビデンスに基づく臨床情報を発信している情報源の記事をご紹介致します。
米国では人口の20%以上が、喘息やアレルギー性鼻炎・皮膚炎などの症状を有しており、
鍼灸を含めた代替医療の受診率も増え、2018年にアレルギー専門医を対象とした調査では、
81%が代替医療(漢方・鍼灸含む)を使用している患者がいると回答し、
これはビタミンサプリメントの使用を上回ることが報告されています。
アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の効果を検討した論文116の論文のうち、
検討の基準を満たした12の論文では、
季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎では、鍼治療の効果は異なり、
季節性の症状には効果がないが、通年性ではある程度効果が認められたとの報告がありました。
(いずれも減薬には至らない程度の効果)。
またオーストラリアで行われた、鍼治療・偽鍼・無治療で、
アレルギー性鼻炎の効果を比較検討した研究では、
鍼治療と偽鍼治療群で、鼻症状の重症度スコアが有意に改善したことが報告されています。
→概要はこちら
しかし、イネ科の季節性アレルギー性鼻炎患者422名を対象とした研究では、
抗ヒスタミン服薬群・偽鍼群・鍼灸治療を行った群での比較を行い、
鍼治療は効果があることが示されました。
しかし同時に、
鍼治療は高価であること、
また鍼治療群では、鍼治療に高い期待を持っていた患者の割合が高かったことなどの課題が示されています
これらの報告の結果、
アメリカのアレルギー性鼻炎臨床診療ガイドライン(2015年改訂版)では、
鍼灸を治療選択とするためのエビデンスは「低い信頼度」と評価されており、
薬剤の使用を最小限に抑えたり、
ある程度の治療費を許容でき、比較的軽度の患者にとっては
合理的な選択肢となる可能性があると報告されています。
鍼灸治療において、一定の効果はみられるものの、
費用とのバランスにおいて、推奨!!とまではいかないのですね。
しかし、私は今年、かなり花粉症の症状が緩和されています!
ガイドラインや論文結果は様々ですが、
自身で体感できるということは、とても嬉しいですね!
参考文献
UpToDate Complementary and alternative therapies for allergic rhinitis and conjunctivitis
https://www.uptodate.com/contents/complementary-and-alternative-therapies-for-allergic-rhinitis-and-conjunctivitis
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