お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは、三鬼です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
一日がほどけるこの時間、靴を脱いでふと足もとを見ると、
小趾の外縁、
その小さな“薄れ”は、
今夜は、そのノートをそっと開いてみましょう。
靴下の摩耗は〈力〉と〈気〉
歩行の荷重はふつう、踵 → 前足部 → 指先へと移動します。
したがって靴下の薄れは、
ひとことで言えば、
通学路が片寄れば、
東洋医学では、からだを動かし温め巡らせる働きを「気」、
一方で、腎経が弱る暮らしが続けば芯が冷えやすくなり、踏み返しが弱って踵や土踏まずの中央が痩せます。
力の路線図に経絡の地図を重ねると、摩耗は〈力〉と〈気〉の偏りの痕跡として読めます。
因果をまっすぐに並べると、出発点は“日々の過ごし方”です。
即断や強い光・音刺激が続く日は外側ラインが緊張し、
反対に、
暮らしのリズム → 臓腑の応答 → 経絡と筋の使い方 → 荷重の道筋 → 布の摩耗という細い一本が、足もとに確かに通っています。
靴下の“薄れ”は、からだの使い方が残した現場ノートです。
――
大きな矯正は要りません。生活のトーンを半歩だけ静め、
――そのくらいで、
靴を脱ぐたび、
そんな微調整が、
【参考文献】
北京中医薬大学 編著『中医基礎理論〔第3版〕』医歯薬出版、2004年
北京中医薬大学 編著『中医診断学』東洋学術出版社、1999年
鄭洪泰 著『中医学入門』東洋学術出版社、2006年
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは、三鬼です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
この時間、
窓の向こうの夕闇、部屋に残る一日の気配、
そのすべてが、あなたの五臓と静かに呼応しています。
ひとつの部屋に身を置いたとき、何を感じ取っていますか。
風の通り道、光の滞り、ものの重さ、気の流れ――。
そこにあるのは、目に見えるものだけではありません。
この連載では、東洋医学の「五臓」という世界観を通して、
・ものの配置に脾の調和を見る
・風の通りに肝のめぐりを感じる
・呼吸のしやすさに肺の清らかさが宿る
・時のリズムに心の拍動が響く
・深みに潜る静けさに腎の気配がにじむ
五臓は内に宿りますが、その感覚は静かに外へとしみ出します。
空間とは、まさにその気配が形や光、
五臓はそれぞれの役割をもちながら、単独では成立しません。
絡み合い、補い合い、ひとつの身体をつくるように、空間もまた、
部屋の静けさは腎のようであり、
風通しの良さは肝のようであり、
調和のとれた配置は脾のようでもある。
けれど、どれかが突出すれば全体の和は乱れます。
空間の調和は、感覚を経由して五臓への調和へと影響してゆくのではないかと。
空間という外の調和がなされるとき、きっと五臓のバランスもまた、内からそっと動き出し始めるのではないでしょうか。
東洋医学の診察は、舌や脈だけに留まりません。
姿勢、声の調子、気配、そして住まい――
生き方の痕跡に耳を澄ませます。
なぜなら、空間はその人を映す鏡だから。
部屋の奥に何をしまい込んでいるのか。
壁の隙間に、どんな風がとどまっているのか。
その静けさは、安らぎなのか、淋しさなのか。
五臓というフィルターで見つめれば、インテリアを超えて「
私たちは常に空間に包まれ、
その空間は、私たちの内側と密やかに呼応し、響き合っています。
部屋を整えることは、自分を調えること。
机の上に、空白をひとつ。
外の線がそろうとき、内の線にも秩序が戻ります。
【参考文献】
北京中医薬大学 編著『中医基礎理論〔第3版〕』医歯薬出版、2004年
北京中医薬大学 編著『中医診断学』東洋学術出版社、1999年
鄭洪泰 著『中医学入門』東洋学術出版社、2006年
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.09.12
合わせる2025.09.11
交差点の身体設計2025.09.10
問診に関して㊺(心神の問診③)2025.09.09
神昏(しんこん)とは⑤2025.09.08
血の病⑱2025.09.07
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告④2025.09.06
気象発病学説⑬2025.09.05
役割の一つ2025.09.04
小さな方剤、麻辣湯2025.09.03
問診に関して㊹(心神の問診②)2025.09.02
昏神(こんしん)とは④2025.09.01
9月突入2025.08.31
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告③2025.08.30
気象発病学説⑫2025.08.29
休息は大事2025.08.28
帯状疱疹を「ビルの管制室」からながめる2025.08.27
問診に関して㊸(心神の問診①)2025.08.26
神昏(しんこん)とは③2025.08.25
試合観戦2025.08.24
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②2025.08.23
気象発病学説⑪2025.08.22
後期授業開始2025.08.21
靴下の穴占い2025.08.20
診療再開!!2025.08.19
2025年 夏季休診日2025.08.18
夏季休暇20252025.08.17
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告①2025.08.16
気象発病学説⑩2025.08.15
久しぶり2025.08.14
五臓と空間2025.08.13
問診に関して㊷(二便の問診⑧)2025.08.12
神昏(しんこん)とは②2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦2025.07.25
試験返却