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こんばんは。齋藤です。
そろそろ九月もおしまいになります。
衣替えの時期ですね。
気温も徐々に低下してきています。
風邪を引かない様に注意していきましょう。
前回の続きです。
前回の話はコチラです。
「心は神明を主る」という言葉をご存知でしょうか。
中医学を勉強された方は、聞いたことがあると思います。
これは、人間の生命活動の最高の主宰は「心神」であり、人体の生理活動と心理活動は、「心神」の管轄の元、統一されていることを表しています。
この様な考えを心主神明論といいます。
『素問・霊蘭秘典論』では、君主臣使を用いて、臓腑の機能分別を列挙しています。
その中で、心は「君主の官なり、神明焉(これ)より出ず」と記載されており、その他の臓腑の機能も、君主や臣使という位をを用いて説明されています。
その中で、各臓腑の機能は分業して異なっているが、必ず相互に協調することにより、人体の生命活動は正常な状態を保証されると説明しています。
そうでなければ、臓腑は機能失調を起こし、病を引き起こし、死に至ると説明しています。
この様な重要な臓腑機能を調整しているのが、神です。
その為、神は心に蔵しており、その心は「君主」と表現されており、一番偉い称号を与えられています。
臓腑間のバランスはもちろん大事ですが、特に心神が重要視されているという事ですね。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版)
『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利 (築地書館)
『素問 ハンドブック』 著:池田政一
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩 (たにぐち書店)
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こんばんは。齋藤です。
関東地方は、天候が良い日が続き、気温が高めの日が続いております。
一方で夜間や明け方になると、一気に気温が低下しますので、風邪を引かないように十分注意してください。
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
神は形(形体)をもって物質の基礎とし、形に依存して存在します。
その為、人の形体を離れて独立して存在することはできず、その機能も、人の形体が健康状態のもとにおいて、初めて発揮します。
『内経』では、「心は神を蔵す」、「心は精神の舍る所なり」と認識されおり、心と神の関係性の強さを説明しています。
心は生命活動を主宰する重要な機能を具えているので、「心は君主の官なり」「心は生の本なり」といわれています。
もし何らかの原因で、心が損傷を受けると、神にも影響が出てしまい、甚だしいと神は消滅し、滅びてしまいます。
『霊枢・邪客篇』には、「心が傷られると神は去り、神が去ると死ぬ」と記載されており、いかに神と心の重要かという事が、示されていると思います。
他の臓との関係性はどうなのかというと、『素問・六節蔵象論』には、「五神蔵」と記載されています。
これは、五蔵はすべて神の宅と考えられており、五蔵が損傷を受けることで、全て神に影響が出て、神に病変が現れると考えられています。
精が基礎物質となっている以上、気や血の生成が一定程度担保されていないと、心や神を濡養することができなくなってしまいます。
血気と神の密接な関係により、それぞれの臓はこの血気の濡養を得て、それぞれの神として発揮することができると考えられています。
神=心なので、精神的なストレスしか影響を受けないと決めつけるのではなくて、影響を受ける原因が色々とあるという事を前提に、考えていく必要があると思います。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版)
『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利 (築地書館)
『素問 ハンドブック』 著:池田政一
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