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こんばんは。齋藤です。
本日より、立春です。
寒くても、暦上は春になりました。
まだまだ寒いですが、早く暖かくなると良いですね。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回は、血液の循環に関与する臓腑として、心の働きを紹介しました。
今回は、肝に関して書いていこうと思います。
『霊枢』本神(8)には、「肝は血を蔵す」という言葉が記載されています。
その言葉通り、肝は血を蓄える働きがあり、血量を調整する働きがあります。
『素問』五藏生成篇(10)には、「人は臥する時ときは、血は肝に帰す。肝(目)は血を受けて能く視、足は血を受けて能く歩む。掌は血を受けて能く握る。指は血を受けて能く攝む」とあります。
これは、横になっている時は肝臓に戻りますが、何かを見ようとした場合は、肝から目に血を送ることで見ることができ、歩こうとする場合は、肝から血を送り、足を動かせるようにします。という意味です。
このように、人体の動きに合わせ、脈管中の血液量を調整し、一定の恒常性を保っています。
また、肝は血を蔵することで、正常に働ける面もあり、何かしらの原因で血が消耗することで、肝に貯蔵する血液量が不足すると、肝の機能低下を招きます。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)
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こんばんは。齋藤です。
1月もそろそろ終わってしまいますね。
本当にあっという間ですね。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回、前々回と、血の生成に関して、書いていきました。
今回は、血の循環に関して、書いていこうと思います。
東洋医学も西洋医学と同じで、血は脈中を循行し、全身に流れる脈管に沿って、絶えず循環をし、運行しています。
では、どの臓腑が関与して、血液が全身に巡るとされているのでしょうか。
血液循環に関与する主な臓腑は、心、肝、脾、肺で、これらの臓腑が協調することで、血が全身に巡ります。
まずは、心から説明していきたいと思います。
東洋医学のバイブル、『素問』痿論(44)に、「心は血脈を主る」という言葉が出てきます。
この言葉の通り、心は血液循環を推動する基本的な動力で、心臓の拍動により、血の運行を推動しています。
特に心気の推動作用により、血は正常に脈管中を一定方向に循行しています。
その為、何かしらの原因で心の働きが低下すると、血の運行に支障が出ることで、瘀血が生成されます。
心に瘀血が生成されることで、心の血液循環が悪くなり、胸部の激しい痛みや、絞扼感などの瘀血の症状のほかに、動悸、乏力、少気、自汗などの心気虚の症候が一緒に出てきます。
瘀血が生成されるメカニズムは色々あるので、問診などでしっかりと判別していかねばなりません。
血液の循環で重要なポイントは、心気が主に担っているという事だと思います。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
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