東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五輸穴⑰

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

皆さん、豆まきはしましたか?恵方巻は食べましたか?

 

 

 

色々と大変な世の中になってしまいましたが、今年も良い一年になるように、ポジティブに頑張っていきましょう。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

五臓の輸穴は原気が出入りする所で、原穴は三焦の気が出入りするところとされていると考えられています。と前回書きました。

 

 

 

さて原気とは?となるので、原気に関して、簡単に書いていこうと思います。

 

 

 

原気とは、元気、真気とも呼ばれており、先天の精気である「命門の火」を指し、腎に寄寓し腎精から生発するために、「腎気」「腎陽」として認識されています。

 

 

 

この原気という言葉を医学書のなかで最初に使用したのは『難経』だとされています。

 

 

 

『難経』は、元々哲学用語であった、原気という言葉を医学に取り入れ、色々な説明を加えました。

 

 

 

原気の源は父母の精で、人は先天的に元気をもって生まれてきます。

 

 

 

そして、人が生まれた後、元気は後天の精の滋養を受けて命門から生まれます。

 

 

 

原気は、生長、発育を促し、外から吸い込んだ気を納め、呼吸を納める作用があります。

 

 

 

また、三焦の通調水道を通り全身に輸布され、臓腑や経絡の働きを活発にし、さらに臓腑や経絡の働きを維持します。

 

 

 

三焦の通調水道という作用は、腎陰にある命門の火、相火の火により蒸騰させ、全身に原気を巡らせるというメカニズムに基づき、機能を発揮します。

 

 

 

その三焦は、腎間の動気により充実しており、腎間の動気の働きが低下すると、三焦の働きも低下し、全身が弱ってしまいます。

 

 

参考文献

『難経解説』  南京中医学院=編 戸川芳郎=監訳 浅川要・井垣清明・石田秀実・勝田正泰・砂岡和子・兵頭明=訳 (東洋学術出版)

『難経の研究』 本間祥白=著 井上理恵=校閲 (医道の日本社)

『難経鉄鑑』 伴尚志=訳 広岡蘇仙=著 (たにぐち書店)

『ハイブリット難経』 割石務文=著 (六然社)

『基礎中医学』 神戸中医学研究会=編著 (燎原)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 小金井信弘=著(東洋学術出版) 

 

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濇脈

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こんばんは 浅田です

 

 

 

前回の続き

 

 

 

浮脈

浮脈②

沈脈

沈脈②

遅脈、数脈

遅脈、数脈②

遅脈、数脈③

遅脈、数脈④

虚脈

虚脈②

実脈

実脈②

滑脈

滑脈②

 

 

 

参照

 

 

 

今日は濇脈について

 

 

 

濇脈の「濇」の字は「渋」と同じ意味で、濇脈を渋脈ということもあります。

 

 

 

「濇」「渋」を調べてみると

 

 

 

・なめらかではないさま

 

 

 

・しぶい

 

 

 

・きしむ

 

 

 

・滞っているさま

 

 

 

という意味があります。

 

 

 

「渋」という字は、渋滞という言葉に当てはめられるように、

 

 

 

物事がスラスラ進まず、滞るさま

 

 

 

という意味で使われます。

 

 

 

(『漢辞海』参考)

 

 

 

「渋」の旧字は「澁」で、

 

 

 

“さんずい”に、“止”という字で、

 

 

 

水の流れが止まるという意味が一文字で表されています。

 

 

 

この「濇」「渋」が使われる濇脈(渋脈)は、まさに字の如く、脈の往来がスムーズではなく、しぶって停滞しがちな脈なのです。

 

 

 

細くて、短く、滑らかさがなく、流れにくそうな印象の脈です。

 

 

 

竹を小刀で削るように抵抗があると表現されたり、

 

 

 

乾いた砂を雨水がジワジワと潤すような感じと表現され、

 

 

 

病気になった蚕が葉をゆっくり食べるような感じであると表現されます。

 

 

 

このように様々な表現がありますが、濇脈(渋脈)は、抵抗感、渋滞感があり、滑らかさがなく流れにくそうな印象の脈なのです。

 

 

 

続く

 

 

 

 

◆参考文献

『脈経』たにぐち書店

『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店

『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部

『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店

『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社

『基礎中医学』燎原

『難経鉄鑑』たにぐち書店

『東洋医学の宇宙』緑書房

『現代語訳素問』東洋学術出版社

『漢辞海』三省堂

 

 

 

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