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こんばんは、坂口です。
前回
今回は若白髪について。
若白髪は東洋医学では鬚髪早白(しゅはつそうはく)と言います。
素問・上古天真論(じょうこてんしんろん)には、
「女子七歳. 腎氣盛, 齒更髮長; 二七而天癸至, 任脈通, 太衝脈盛, 月事以時下, 故有子; 三七, 腎氣平均, 故真牙生而長極; 四七, 筋骨堅, 髮長極, 身體盛壯; 五七, 陽明脈衰, 面始焦, 髮始墮; 六七, 三陽脈衰於上, 面皆焦, 髮始白; 七七, 任脈虚, 太衝脈衰少, 天癸竭, 地道不通, 故形壞而無子也.」
とあり、赤字部分には女性の場合は42歳で顔にしわが出始めて、白髪がぽつぽつと目立ち始めると書いてあります。(男性は48歳)
ちなみに素問・上古天真論は以前、養命酒のCMで「女は7の倍数」「男は8の倍数」という事を言っており、
養命酒のCMの原典が素問・上古天真論になります。
これぐらいの年齢になれば白髪がぽつぽつと生え始めてもおかしくはないですよね。
しかしこれよりも若い年齢で白髪が目立つくらい生えてきてしまっている場合、東洋医学的には
・肝腎両虚によるもの
・血虚生熱によるもの
・肝気欝結によるもの
といった風に分類されます。
次回はこれらの分類について書いていきます。
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こんばんは 浅田です
前日の話
参照
今回は肝胆火旺による善怒について
心身の余分な緊張によって起こった熱、過度な飲酒、辛い物の過食によって停滞した熱などによって、肝胆火旺がおこると、肝の気を流す作用が失調し、胆に生じた熱が上逆すると善怒が出現します。
顔を赤くして、目が充血し、頭が張って痛むなど、頭や顔に症状が多く出るのが特徴的です。
イライラしたり、怒ったりすることを、
「頭にくる、頭に血がのぼる」と表現することがあります。
「頭にくる」とは、熱や血が頭にくるという意味がある為、
肝胆火旺の症状から考えると、「頭にくる」という表現は、肝胆火旺によって起こった怒りの表現と考えることもできます。
他に怒るという意味で、
「腹が立つ」という表現もありますよね。
ここでいう「立つ」というのは、
腹の中でグツグツと何かが沸き立っているという意味があります。
怒りっぽい人、怒っている人のお腹を触ると、奥の方に熱があり、ギューっと固まっていることがあります。
腹が立って(怒って)、腹が硬くなり、尿の色が濃くなったり、便秘になるのも、肝胆火旺の症状の一つでもあります。
「頭にくる」と「腹が立つ」を比べてみると、
「頭にくる」という表現は表在的で、すぐオモテにイライラが出て我慢できない人で、
「腹が立つ」という表現は深在的で、自分の懐にイライラを落とし込んで、なんとかまだ我慢できる人と考えることもできます。
どういう言葉で怒りを表現するかで、怒りの程度や性質も大まかにわかるかもしれませんね。
次回は、肝脾不和による善怒
続く…
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